「おっさんずラブ」にVIVANTネタ!冬ソナ、バチェラー、教場も!?
26日に放送された田中圭主演のドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」(テレビ朝日系、毎週金曜夜11:15~深夜0:15・全9話)第4話では、田中演じる主人公・春田創一の怪しいお隣さん・和泉(井浦新)の公安時代、警察学校の教官時代が描かれ、TBSの大ヒットドラマ「VIVANT」がXのトレンド入りをしたほか、「冬のソナタ」「教場」「バチェラー・ジャパン」などの人気番組を連想させる描写に沸いた(※一部ネタバレあり)。
第4話では、春田&牧(林遣都)の謎めいたお隣さん・和泉&菊之助(三浦翔平)の正体、そして春田にそっくりな秋斗という青年(田中圭の一人二役)にまつわる哀しいエピソードが明かされた。秋斗は、和泉が教官として働いていた警察学校の生徒だった。連帯責任も課すスパルタ指導を行う和泉、反抗的だが成績は学年トップで10年に一度の逸材と将来を嘱望される秋斗のやりとりから木村拓哉主演のドラマ「教場」シリーズ(フジテレビ系)を連想する声が多く、SNSでは途端に「教場始まった急に」「教場なんだけど……」といった指摘が続々。
一方で、菊之助は身辺をかぎまわっていた家政夫の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)に実は公安であることを明かすと、武蔵は「うっそ!」「本当にいるんだ!」「すっげえ!」と大興奮。そこで飛び出したのが、林遣都も出演していた昨年7月期のTBS日曜劇場「VIVANT」。「VIVANTで言うところの野崎さん(阿部寛)……そういうことですか?」と騒ぎまくる武蔵につられた菊之助が「野崎さん……黒澤さん、話を聞いてください!」とつぶやく場面もあり、SNSは「武蔵、VIVANTみてたのw」「他局なのにVIVANTぶちこんできたwwww」「公安=VIVANTの武蔵の思考w」など「VIVANT」のワードであふれた。さらには終盤、菊之助が武蔵を送る最中に橋の上にさしかかると、橋に縄がかけられているのを目にした武蔵が「確かこれはVIVANTで観た……」と主人公・乃木(堺雅人)が同僚(迫田孝也)を“消す”場面を思い浮かべたのか、必死に「わたし、しゃべりませんから!」「知人からは鋼の唇と……」と命乞い。もちろん武蔵の早とちりだったが、二度も他局のドラマのタイトルが飛び出す展開にSNSでは騒然となった。
さらに、和泉が春田にキスをしたのは、意識がもうろうとする中で秋斗の面影が重なったためだろうと説明する菊之助に、武蔵が「それ、『冬のソナタ』じゃないですか」と興奮し、「じゃあヨン様は……あ、すみません。菊様はそんな和泉さんをずっと精神的に支えてきたわけですか」と2002年に社会現象となった韓国ドラマを引き合いに出しながら、菊之助の胸中を慮る場面も。ほかにも、春田の上司で恋活(迷走)中の武川部長(眞島秀和)が出演する恋愛リアリティーショーは「バチェラー・ジャパン」(Amazonプライム・ビデオ)を彷彿とさせ、ド派手なスーツ姿でキメた武川が貿易会社社長で投資家のイケメン、ラガーフェルド・翔にグイグイ迫っていた。御曹司役でカメオ出演したディーン・フジオカにも「ラガーフェルド・翔ステキすぎる」「ディーン様」「贅沢!」と色めきたつ声も多く、「フルバージョンどこでみられますかw」との声も寄せられていた。
なお、公安のツンデレで小悪魔的な秋斗と、心優しく天然な春田を演じ分けた田中の演技も注目を浴び、「春田とのギャップ最高」「別人過ぎる」と驚きの声が上がっていた。(編集部・石井百合子)