デミ・ムーア、名作『ゴースト』で作った壺を今も持っていると明かす
女優のデミ・ムーアが、名作『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)の名シーンの撮影で作った小さな壺を今でも持っているとテレビのトークショーで語った。
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『ゴースト/ニューヨークの幻』は、パトリック・スウェイジさん演じる主人公が強盗に殺されて幽霊となり、デミが演じる恋人を助けようとする姿を描いたラブストーリー。ライチャス・ブラザーズの「アンチェインド・メロディ」をバックに、デミと彼女の後ろに座ったスウェイジさんが、手を絡めてろくろを回す官能的なシーンは、名場面として知られている。
デミはこの日、ドラマ「フュード:カポーティ vs. ザ・スワンズ / Feud: Capote vs. The Swans」のプロモーションのためトーク番組「ザ・ドリュー・バリモア・ショー」に出演。MCで女優のドリュー・バリモアから『ゴースト』の思い出を尋ねられ「自分が作った小さな壺をまだ持っています。かわいそうな出来のやつ」と明かすと、スタジオから感激の拍手が送られた。
スウェイジさんは、2009年にすい臓がんのため死去。スウェイジさんとの思い出について、デミは「頭に浮かんだのは、初めてパトリックと会った時のこと。いろいろ彼の事を知ろうとしていたら、彼がシャツを脱ぎ出して。私は“OK、わかった。私の後ろに座って”って感じだった」とジョーク交じりに振り返っている。
同作はその年のアカデミー賞において、作品賞を含む5部門にノミネート。霊媒師を演じたウーピー・ゴールドバーグに助演女優賞をもたらし、脚本賞も受賞した。(西村重人)