八木勇征の魅力が最も光っていたドラマ1位は「美しい彼」【投票結果発表】
福田麻貴（3時のヒロイン）と共演のフジテレビ系ドラマ「婚活1000本ノック」（毎週水曜22時～）が放送中の八木勇征。ダンス＆ボーカルグループ、FANTASTICSのツインボーカルとして活躍する一方、昨年は全クールでドラマ出演を果たすなど俳優としても人気沸騰中だ。シネマトゥデイでは、そんな八木の魅力が最も光っていたテレビ・配信ドラマを選ぶ投票企画を実施。八木のブレイクのきっかけとなった「美しい彼」が2位と大差をつける形で1位に輝いた（総投票数6,104票、投票期間：2024年2月1日～2月7日23時59分）。
5,161票でダントツ1位の「美しい彼」は、「流浪の月」「汝、星のごとく」などで知られる凪良ゆうのBL小説シリーズを、萩原利久と八木のダブル主演で実写化。無口で根暗な“ぼっち”平良一成（萩原）と、周囲を惹きつけるカリスマ“キング”清居奏（八木）、高校時代にスクールカーストの底辺と頂点にいた2人の恋を描くストーリー。シーズン1が2021年11月から12月にかけて、シーズン2が2023年2月に放送。八木がソウルドラマアワード「アジアスター賞」で、同賞において史上初となる2年連続受賞の快挙を成し遂げた。同年4月にはドラマのその後を描く『劇場版 美しい彼～eternal～』が公開され、ロングランヒットとなった。
なお、昨年6月にシネマトゥデイで実施した「好きなエピソード」投票（ドラマ版）では、終盤の“チョコキス”シーンも話題を呼んだシーズン2の最終話が1位という結果だった。昨年10月期のドラマ「ハイエナ」（テレビ東京系）は、プロデューサーの栗原美和子が「美しい彼」での八木の演技を目にしたことがきっかけで出演に至った。ダブル主演を務めた萩原とは現在も親交が続き、「美しい彼」シリーズの酒井麻衣監督の映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』で主演を務めたJO1・白岩瑠姫とは女性ファッション誌「ViVi」の特別版（2024年1月号）でダブル表紙を飾り親睦を深めるなど、同シリーズの余波は大きい。
2位は、八木がホストクラブの人気ナンバーワンホストを演じた「ホスト相続しちゃいました」（カンテレ・フジテレビ系）で640票。昨年4月期に放送された。演じたのは歌舞伎町のホストクラブ「MAJEST（マジェスト）」の幹部で、ナンバーワンのMasato。超絶負けず嫌いな性格で、突如オーナーの座に躍り出た主人公・久美子（桜井ユキ）を目の敵にする……という役どころ。プライドが高く自信家だが、家庭環境が複雑でかなりの苦労人。放送開始されるなり至近距離での誘惑やバックハグなど色香漂うシーンの連続で「貢ぎます」「姫って呼ばれたい」などメロメロになる視聴者が続出。柄シャツに皮パンなどのホストルックから、眼鏡の家着スタイルなどファッションも話題を呼んだ。同じくホスト役で共演した三浦翔平とはその後も付き合いが続き、“しょうにい”と慕っている。
3位は、八木の小悪魔的な魅力がさく裂した「The Usual Night いつもの夜」で165票。FANTASTICSのメンバーが本人役で出演したフェイクドキュメンタリーで、2022年5月から7月にかけてABCテレビの深夜枠で放送された。澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、八木勇征、中島颯太らが暮らす男子寮での日々を追うもので、リーダーの世界と佐藤大樹が時折様子を見にやってくる……という設定。寮では2人で一部屋の部屋割りとなり、八木は瀬口黎弥と同部屋。八木が瀬口（彼女アリの設定）に思いを寄せ、眠っている間にキスをしたり、ケガが治っていないふりをして甘えたい放題で“ビッグベイビー”と化したり。動揺し、翻弄される瀬口のリアルなリアクションも相まって、まるで実生活を覗き見ているような錯覚に陥るほど。八木ファンのみならず、FANTASTICS箱推しは必見。
4位は、八木が妊娠した恋人（福原遥）を置いて海外に逃亡してしまう先輩という問題ありなキャラクターで波紋を呼んだ昨年7月期のTBS火曜ドラマ「18/40～ふたりなら夢も恋も～」。5位は韓国ドラマのリメイクで、八木が弁護士役に挑み“いっちゃん”の愛称で親しまれた「ハイエナ」だった。（石川友里恵）