『マダム・ウェブ』黒スーツの悪役エゼキエル・シムズとは何者?クモを探す男の謎、役者が解説
マーベル最新作『マダム・ウェブ』(2月23日全国公開)に登場する黒スーツの悪役エゼキエル・シムズの目的と謎について、同キャラクターを演じたタハール・ラヒムが語る特別映像が公開された。
【動画】エゼキエル・シムズとは何者?『マダム・ウェブ』特別映像
『マダム・ウェブ』は、事故をきっかけに予知能力に目覚めた主人公キャシー/マダム・ウェブ(ダコタ・ジョンソン)が、黒マスクの男によって三人の少女が殺されるビジョンを見たことで、彼女たちを助けようと奔走するさまを描いたミステリー・サスペンス。マーベルコミックにおけるマダム・ウェブは、未来予知でスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして登場している。
エゼキエル・シムズも、マダム・ウェブと同じく原作コミックに登場するキャラクター。コミックでは、スパイダーマン/ピーター・パーカーを助ける存在としても描かれたが、映画では、主人公キャシーが守る三人の少女を殺害しようとする悪役として登場する。
そんなエゼキエルは、キャシーの亡き母と一緒に写った写真から、ペルーのアマゾンでクモの研究をしていたことが判明している。特別映像では、タハールが「彼はペールで人智を超えた力を追い求める」と説明しており、人智を超える力を手にするため、クモの研究していたキャシーの母と行動を共にしていたことが明らかに。その力によって、謎めいた女性たちに自分が殺される未来を見てしまったエゼキエルは、最悪なビジョンを変えようと、その者たちを見つけ出し、先に殺してしまおうと企む。
スパイダーマンに似た黒いスーツを着るなど、謎が多いエゼキエル。タハールは「コミックで彼のストーリーラインを読み、彼がどこから来てどこに行き着くのかを理解したことは、映画の中のエゼキエルのタイムラインを発展させるうえで大いに役に立ちました」と原作を通じて、キャラクターの理解をさらに深めることができたと語っている。(編集部・倉本拓弥)