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岡田将生、殺人犯役で共演者とコミュニケーション取らず

岡田将生
岡田将生

 俳優の岡田将生が20日、都内で行われた主演映画『ゴールド・ボーイ』(3月8日公開)のプレミアム上映会に出席。本作で殺人犯を演じるにあたり、クランクアップまで共演の羽村仁成Go!Go!kids)、星乃あんな前出燿志らと距離を置いていたことを明かした。

【画像】圧巻のパフォーマンスも!イベントの様子

 中国の作家ズー・ジンチェンの小説を、沖縄に舞台を移して映画化した本作は、実業家の義父母を殺害した東昇(岡田)と、その犯行を偶然カメラに収め目撃者となった少年少女を描くクライムサスペンス。イベントには岡田のほか、共演者の黒木華、羽村仁成(Go!Go!kids)、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈北村一輝金子修介監督、題字を手掛けた金澤翔子、主題歌を担当する倖田來未も登壇。オープニングセレモニーでは金澤による書道パフォーマンスや、倖田による主題歌「Silence」の生披露も行われた。

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 本作では岡田演じる殺人犯・東昇と、羽村、星乃、前出演じる少年少女の熾烈な頭脳戦が繰り広げられるため、岡田は設定を考慮してクランクアップまで羽村らと距離を置いていたと撮影を振り返り、「クランクアップする直前まで本当に話さなかった。いい緊張感を持って、無駄なコミュニケーションを取らないようにしていたので、嫌な年上に見られているだろうなって思いながら演技をしていました」と話す。

 そんな岡田の思いは報われたようで「緊張感をもって撮っていたので、その緊張感が映画にもきちんと映っていてよかったです」と振り返る。また、クランクアップの際には羽村らとたくさん話す機会を持てたとも言い、「一番最後にゲームの話をしたりしたんですけど、仲良く話してくれて嬉しかったです。ありがとう」と感謝した。

 また、岡田は「僕自身も新しいチャレンジでこの役をやらせてもらって、新しい自分を見せることができたと思います。何より羽村くん、星乃さん、前出くんの才能が爆発しているのも嬉しい」と感慨深げ。

 前出は「僕は徐々に東昇と仲良くなる役なので、どうやって(岡田と)仲良くなろうかって考えていました。話しかけても素っ気ないし、仲良くなる感じをどうやって出せばいいだろうって」と撮影時の心境を述懐。その上で仕上がった映画を観て、岡田の表情や容姿に感銘を受けたとのこと。前出は「岡田さんがとにかく美しく尊い映画」と絶賛し、岡田も「前にも言ってくれたよね。嬉しい」と感激していた。

 撮影現場での岡田の様子について、星乃も「最初はちょっと怖かったです。役柄も含めて怖くて。逆にそれが現場にいい緊張感を与えていたのかなって思います。最後にいろいろと話してくれて、すごく優しくて、面白い方だなって思いました」と変化に触れていた。(取材・文:名鹿祥史)

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