二階堂ふみ、真田広之主演ドラマでハリウッド進出「毎日が驚き」オーディションで大役抜てき
俳優の二階堂ふみが19日、TOHOシネマズ日比谷で行われたハリウッドドラマ「SHOGUN 将軍」のジャパンプレミア試写会に主演の真田広之と出席。初のハリウッド作品となった本作の撮影を「毎日が驚くような経験」と振り返った。この日は、共演のコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬、エグゼクティブプロデューサーのジャスティン・マークス、レイチェル・コンドウ、ミカエラ・クラベルも参加した。
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作家ジェームズ・クラヴェルのベストセラー小説を映像化した本作。天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」前夜を舞台に、窮地に立たされた戦国一の武将・吉井虎永(真田)、家臣となったイギリス人航海士・按針(コズモ)をはじめ、乱世を生き抜く者たちの陰謀と策略渦巻くドラマを全10話で描き出す。
二階堂は、虎永の権力に終止符を打つためなら手段を選ばない女性・落葉の方を演じている。出演はオーディションで決まったといい、「撮影現場では、素晴らしいスタッフ&キャストの中で、いろいろな経験をさせていただきました」と目を輝かせる。
毎日が「驚くような経験」ばかりだったという二階堂は、「作品をつくるプロセスも全然違いましたし、贅沢な時間を過ごさせていただきました。最初にセットを見学させていただいた時は、こんなに大きい照明が世の中に存在するのかって思うぐらいの巨大な照明があり、着物やヘアセットも時間を要する撮影でした」と回顧。
そんな二階堂にとって、撮影の合間にドーナツとコーヒーを提供するカフェカーが憩いの場になっていたという。「いつの間にか、私のことを呼び込みしてくださるスタッフの方が、私の顔を見る度に『ドーナツ?』って聞いてくるようになりました(笑)。そういったほがらかな瞬間もあったりして、すごく素敵な経験をさせていただきました」と笑顔で振り返っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「SHOGUN 将軍」は2月27日(火)よりディズニープラス「スター」で独占配信開始