ザ・ビートルズ、各メンバーの視点から描く4本の長編が2027年公開『007』サム・メンデスが監督
ザ・ビートルズの各メンバーの視点から描く4本の長編映画を、米ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントが2027年に公開すると発表した。Varietyなど各メディアが報じたもので、『007 スカイフォール』『007 スペクター』を監督したサム・メンデスが、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターそれぞれの視点から4本の映画を手がける。
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この大型企画について、メンデス監督は「史上最高のロックバンドのストーリーを語れることを心から誇りに思います。そして、映画鑑賞とは何なのかという概念へ挑戦することに興奮しています」とコメントを発表している。4本の映画が一度に公開されるのか、連続して公開されるのかは明かされていないが、米ソニーは同作の公開計画が「革新的で画期的」なものになると発表しているという。
『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)の大ヒット以降も、音楽界のレジェンドを題材にした伝記映画の需要は高まっており、2019年にはエルトン・ジョンの半生を描く『ロケットマン』、2022年にはエルヴィス・プレスリーを描く『エルヴィス』が公開。またアメリカでは現在、ボブ・マーリーの伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』(日本公開5月17日)が公開されており、2025年4月18日にはマイケル・ジャクソンを題材にした『マイケル(原題) / Michael』が公開される予定となっている。(編集部・入倉功一)