土屋太鳳、Snow Man佐久間大介のストーカー役がトラウマに 「四葉のクローバー見るだけでゾッと…」
Snow Man の佐久間大介が5日、都内で行われた映画『マッチング』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席し、公開後の周囲の反響を振り返った。
本作は、恋愛に消極的なウエディングプランナーが、マッチングアプリでの出会いをきっかけに想像を絶する恐怖を味わうサスペンススリラー。壇上には主演の土屋太鳳をはじめ共演者の金子ノブアキ、内田英治監督も登壇した。2月23日より公開中の本作はオープニング3日間で興行収入2.9 億円、観客動員20万人を突破し、累計では興収5.4億円、動員38万人を超えている(興行通信社調べ)。
佐久間は満席の客席を見回し、「大好きな舞台あいさつをまた行えるのが嬉しいです」と満面の笑み。「今日、『ラヴィット!』(TBSのバラエティー番組)という番組に出たんですけど、麒麟の川島明さんが観てくださったみたいで、僕に感想を言ってくださったんです。『さっくんの役怖すぎだろっ』って」と嬉しそうに川島の反応を紹介。「『太鳳ちゃんが可哀想すぎるだろ。太鳳ちゃん大丈夫だったか』とも言っていました」とも言い、笑いを誘った。
壇上では映画を観た人の感想がスクリーンに映し出され、それについて登壇者がトークを行なう一幕も。佐久間の役(ストーカー)とのギャップが話題に挙がると、佐久間は演じた吐夢について「映画を観ていると、だんだん吐夢の人間味が溢れて来るんです。そこが素敵だと思いました」と感想を述べる。一方で、「友達からよく言われたんです。この映画を観た後の帰り道が怖かったって。後ろに吐夢がいるんじゃないかって」と周囲の反響も紹介した。土屋も「私、四葉のクローバー見るだけでゾッとしていました。あと水族館が怖すぎて……」と撮影後もトラウマのような感情があったとのこと。
吐夢について、「貞子(ホラー映画『リング』シリーズに登場するキャラクター)みたいな新しいヒールにするっていう狙いがあるのでは」とのファンの質問があがると、内田監督は吐夢のキャラクターについて「僕はアンチヒーローが昔から好き。悪いやつだけどヒーロー。それは確かに思っていました。レクター博士みたいなイメージを持っていました」と、1991年のサスペンス映画『羊たちの沈黙』でアンソニー・ホプキンスが演じたキャラクターを例にあげて説明した。
またAimerの主題歌「800(エイトハンドレッド)」の話題が挙がると、佐久間は即座に反応。「Aimerさんの創り出す世界と『マッチング』の世界の親和性がすごいなって思いました。Aimerさんもすごいこの作品気に入ってくださって嬉しかったです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)