『カンフー・パンダ4』首位デビュー!『デューン2』は早くも前作超え
全米ボックスオフィス考
先週末(3月8日~3月10日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ドリームワークス・アニメーションの人気シリーズ第4弾『カンフー・パンダ4(原題) / Kung Fu Panda 4』が興行収入5,798万9,905ドル(約87億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
『カンフー・パンダ』シリーズでは8年ぶりの新作となったが、オープニング興収は第1弾(オープニング興収6,023万9,130ドル・約90億円)に次いでシリーズ2位となる好成績を収めた。第4弾ではパンダのポーが姿を変える敵カメレオンと戦いながら、自身の後継者を探すさまを描いている。
前回初登場1位を記録した『デューン 砂の惑星PART2』は、興収4,621万5,424ドル(約69億円)でワンランクダウンの2位。前週比44%ダウンに抑えるなど引き続き好調で、累計興収は1億5,724万3,092ドル(約236億円)に達し、早くも前作の最終興収(1億889万7,830ドル・約163億円)を上回っている。
『カンフー・パンダ4(原題)』以外の初登場組では、ブラムハウスの新作ホラー『イマジナリー(原題) / Imaginary』が興収991万2,713ドル(約15億円)で3位、カトリックの宣教師の姿を描いた『カブリーニ(原題) / Cabrini』が興収716万8,520ドル(約11億円)で4位にランクイン。日本映画『百円の恋』を中国でリメイクした『Yolo(英題)』は9位デビューだった。(編集部・市川遥)
3月8日~3月10日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『カンフー・パンダ4(原題) / Kung Fu Panda 4』
2(1)『デューン 砂の惑星PART2』
3(初)『イマジナリー(原題) / Imaginary』
4(初)『カブリーニ(原題) / Cabrini』
5(2)『ボブ・マーリー:ONE LOVE』
6(3)『オーディナリー・エンジェルズ(原題) / Ordinary Angels』
7(5)『マダム・ウェブ』
8(6)『FLY!/フライ!』
9(初)『Yolo(英題)』
10(4)『ザ・チョーズン:S4 エピソード7-8(原題) / The Chosen: S4 Episodes 7-8』