「ドンブラザーズ」タロウ・樋口幸平、高野水登の脚本に“大先生”感じる ジロウ・石川雷蔵も納得「実家感があった」
特撮ドラマ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で主人公・桃井タロウ/ドンモモタロウを演じた樋口幸平が23日、都内で行われた2本立てVシネクスト『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』の最速舞台あいさつ付き上映会に出席し、戦隊シリーズに対する熱い思いを打ち明けた。
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2月に最終回を迎えた「王様戦隊キングオージャー」と、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」「獣電戦隊キョウリュウジャー」がコラボレーションする本作。この日は「キングオージャー」から酒井大成、渡辺碧斗、村上愛花、平川結月、佳久創、池田匡志、「ドンブラザーズ」から樋口、別府由来、志田こはく、柊太朗、鈴木浩文、石川雷蔵、「キョウリュウジャー」から川名輪太郎、加藤弘之監督が登場した。
初めて脚本を読んだ時を振り返り、カグラギ/ハチオージャー役の佳久は「キングオージャーの高野(水登)先生が書くと言っていたので、どんな風になるんだろうと思っていたら、高野先生が『ドンブラザーズ』大好きでリスペクトがあったので、僕らが『ドンブラザーズ』の世界に入って行ったんだなと思いました」と吐露。樋口も同じように感じたようで、「高野先生が書いたのはわかっていたんですけど、本を読んだときに井上先生感なかった?」と『ドンブラザーズ』の脚本家である“大先生”こと井上敏樹の名を挙げると、桃谷ジロウ/ドンドラゴクウ/ドントラボルト役の石川も「実家感があった」と納得した。
また、樋口は「みなさん他の作品でいろんな役をやっていて、いざ戻れるのかな? というのがあったと思うんですけど、一回読むとふわっと覚えているというか、すっとタロウになったと思うし、“ドンブラザーズ色”があった」と撮影を回顧。全員での撮影は1日だけだったというが、「一日だけな感じがしなかったですね。一気にみなさんと和気あいあいとさせていただいたので」と樋口が語ると、佳久も「その一日が終わった後にみんな食事会しましたよね」とうれしそうに思い返した。
最後に、樋口は「上から目線ではまったくなく、『キングオージャー』の皆さんと初めてご一緒して、本当に素敵な方ばかりだと思いました。お芝居にしっかり向き合って、でも砕けるところは砕けていて、壁のない方ばかりで関わりやすく、だからこそ『キングオージャー』が大作になったと思います」と後輩たちの印象を打ち明ける。そして、「戦隊の歴史をしっかり紡いで行っていると思います。これから先もスーパー戦隊の一番のファンとして居続けたいなと思える作品になっています」とアピールした。(錦怜那)
Vシネクスト2本立て『キングオージャーVSドンブラザーズ』『キングオージャーVSキョウリュウジャー』は4月26日より新宿バルト9ほか期間限定上映/Blu-ray&DVDは10月9日発売