山崎賢人『陰陽師0』原作ファンも絶賛「リスペクトを体感する作品」
山崎賢人(崎は「たつさき」が正式)が若き安倍晴明を演じる映画『陰陽師0』が19日に初日を迎え、公開3日間で興行収入2億5,544万5,230円・観客動員数18万6,875人を記録。20代をはじめ幅広い年齢層が鑑賞しており、夢枕獏による原作シリーズのファンからも絶賛の声が上がっている。
これまで描かれることのなかった最強の呪術師・安倍晴明の若き日を、『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督・脚本で映画化した本作。山崎を筆頭に、染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫ら豪華キャストが名を連ね、『ゴジラ-1.0』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞をした「白組」がVFXを担当した。
安倍晴明と雅楽家としても名を残した貴族・源博雅(染谷)の名バディ誕生に「熱く美しい」という声もあがる中、夢枕の原作ファンからも「まさに原作小説エピソードゼロ」「原作オタの私的映像化史上最も獏さまの陰陽師へのリスペクトを体感する作品だった」と絶賛。「呪を操れるけど基本的には地道に書を読んで科学や五行に沿って物事考える晴明の姿とか、純粋で楽に愛され無意識に人を救う博雅の姿とか、凄く良かった」「小説に出てくる『良い漢だ』の最初の言い方も良かったし、酌み交わす2人のシーンが正にエピソードゼロって感じだった」と高いを支持を獲得している。
また、白組が手がけた圧巻のVFXにも目を奪われる観客が続出。「美しい衣装と映像に惹き込まれました」「VFXの演出が呪術の世界観の凄さを体感できる作品だった。陰陽師0を観てる間は自分も“呪”にかかったような感覚に陥ってた」といった声も相次いでいる。(編集部・倉本拓弥)