城桧吏&柊木陽太が熱演「僕のヒーローアカデミア」10周年記念ショートフィルム公開
若手俳優の城桧吏と柊木陽太が出演する、漫画家・堀越耕平の人気コミック「僕のヒーローアカデミア」(通称・ヒロアカ)連載10周年を記念した実写ショートフィルム「Succession」が、ytv animation 公式YouTubeチャンネルと、週刊少年ジャンプ公式YouTubeチャンネルで公開された。
「Succession」は、ヒロアカと共に成長してきた、ある兄弟を描く約12分間のオリジナル作品。10歳になった主人公の兄・ハルトは、弟のカイトが生まれ、心にある想いがよぎる。その日から、ある行動に出るハルト。不安な時、試合に負けたとき、フラれたとき。ハルトの10年の成長のそばにはいつもヒロアカがあった。そして、ハルトからカイトへ受け継がれた想いとは。
ハルトを演じるのは、第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『万引き家族』をはじめ話題作に出演し、中国映画『最好的朋友』(邦題:ベストフレンド)の主演も決定した城桧吏。さらに、まだ幼さが残るハルトの中学生時代を、カンヌ脚本賞受賞作『怪物』や大河ドラマ「光る君へ」に出演した柊木陽太が演じる。
制作にあたって、アニメ「僕のヒーローアカデミア」を放送する読売テレビのアニメーションセンターと東京ドラマ部がコラボレーション。監督は読売テレビ東京ドラマ部の福田浩之が務め、福田監督によるオリジナル脚本で、ヒロアカと共に成長した兄弟の姿を描いている。さらに、音楽はアニメシリーズを手掛ける林ゆうきが担当。原作漫画、アニメ、実写ショートフィルムの世界を音楽でつなぐ。
ハルト役の城は「現在放送されているヒロアカも観ていますし、僕が好きな漫画の企画に携わることができて、とても嬉しく思っています。何度失敗しても何度辛いことがあっても、それに立ち向かっていく心の強さをどう表現できるのかを大切にしました」とコメントを寄せている。
2014年7月から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の「僕のヒーローアカデミア」は、誰もが何かしらの超常能力・“個性”を持つようになった世界を舞台に、“無個性”で生まれた少年・緑谷出久(通称・デク)が、ヒーロー輩出の名門校・雄英高校でヒーローを目指す物語。テレビアニメシリーズは2016年4月の放送開始以来、今年で8周年となり、来週5月4日からは第7期の放送がスタート。さらに8月2日から、劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』の公開が控える。
城桧吏と柊木陽太のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
城桧吏
この度、「僕のヒーローアカデミア」10周年記念ショートフィルムでハルト役を演じさせて頂きました。城桧吏です!
現在放送されているヒロアカも観ていますし、僕が好きな漫画の企画に携わることができて、とても嬉しく思っています。何度失敗しても何度辛いことがあっても、それに立ち向かっていく心の強さをどう表現できるのかを大切にしました。この作品には、ヒロアカの名言や心に刺さる言葉などがたくさん出てきて、とても勇気をもらえる内容になっていると思います。
「Succession」是非たくさんの方に観て頂きたいです!
柊木陽太
「僕のヒーローアカデミア」連載10周年記念という特別な節目の作品に関わらせていただきとても嬉しいです。
撮影前にマンガを読み、“無個性”の緑谷出久の「“個性”のない人間でもあなたみたいになれますか?」という言葉がすごく印象的でした。周りからできないだろうと言われても、憧れを追いかけて努力をしようとする姿がとてもかっこいいなと思いました。
僕は演じるにあたって、そのかっこよさをハルトの心の中に入れてお芝居をしました。ハルトがショックを受けたときや怖いときなど、様々な物事に対して自分を自分で奮い立たせて必死に頑張る姿が伝わるように、ハルトを見て自分も頑張ろうと誰かが思うきっかけになればいいなと思いながら演じました。
また城桧吏さんの中学生期を演じられるということも個人的に嬉しかったです。ぜひ多くの方に見ていただきたいです。