西野七瀬、高山一実の“おじいさん役”オファーに「笑ってしまいました」 内村光良も一緒で「心強い」
元乃木坂46の高山一実と西野七瀬が18日、映画『トラペジウム』公開御礼舞台あいさつに登壇し、劇中演じた“おじいちゃん”役についてトークを展開した。イベントには、結川あさき、内村光良も出席した。
本作は、高山が乃木坂46の1期生だった当時に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載した小説をアニメーション映画化。東西南北の美少女を仲間にしたアイドルを目指す、高校生の東ゆう(結川)が、自らの夢に向かって進んでいく姿を描いた青春物語。
西野は、主人公のゆうたちが、ボランティア活動で親交を深める伊丹秀一(内村)の仲間のおじいさん役で参加。“おじいさん役”としての出演オファーに「おばあさんならまだしも、“おじいさん役”なんだって最初は笑ってしまいました」と振り返ると「でも、かずみんもおじいさん役で、内村さんもご一緒と聞いて心強いなと思ったので、すぐに『お願いします』と返事しました」と語る。
西野へのオファーについて「お寿司屋さんでなーちゃんにお願いしたんです」と振り返る高山は、最初はおばあさん役になるかもしれないという話だったものの、結局おじいさん役になってしまったという経緯を明かし「本当に『ごめーん』って思っていたのですが、めちゃくちゃ(西野が)おじいさんに寄せて演技をしてくれたのでありたかった」と感謝を述べていた。
斬新なキャスティングにも西野は「違和感はあまりなかった」と言うと「グループにいたとき、おばあさんの声で会話をする遊びを良くしていたんです」と発言。内村が「それはどこが面白いの?」と質問すると、高山も西野も顔を見合わせ「二人の世界観だから成立する遊び」を強調。
そんな高山と西野の仲睦まじい関係性に内村は「この中でわたしは浮いておりますが、白石麻衣のつもりで頑張りたいと思います」と切り出し一瞬にして会場を笑わせると「初めての小説がめちゃくちゃ売れて、映画化。企画、構成、キャスティング、キャラクターデザイン、そして宣伝活動ととても頑張りましたね」と高山に労いの言葉をかける。
西野も「小説が出たとき読んで、映画も観させていただきました。なにかグループの活動をしているときの懐かしさを感じました。当時グループ活動をしながら、小説を書いているのを見ていてとても大変だと思いましたが、弱音を一切聞いたことがなかった。あらためてすごいことをしていたんだなと尊敬します」と語ると、高山は「“ありがたいが重なっていく毎日”。その言葉がすべてです」と作品に関係したすべての人々への感謝を述べていた。(磯部正和)