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トニー・レオン、第37回東京国際映画祭の審査委員長に決定!

第37回東京国際映画祭

審査委員長を務めるトニー・レオン
審査委員長を務めるトニー・レオン

 10月28日~11月6日に開催される第37回東京国際映画祭のコンペティション部門の審査委員長を、映画『2046』などで知られる香港の俳優トニー・レオンが務めることが決まった。

【画像】昨年の東京国際映画祭で来日したトニー・レオン

 1980年代からキャリアをスタートさせたトニーは、カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した『花様年華(かようねんか)』(2000)、ウォン・カーウァイ監督の『2046』(2004)などで国際的な知名度を獲得。また、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したホウ・シャオシェン監督の『悲情城市』(1989)、トラン・アン・ユン監督の『シクロ』(1995)、アン・リー監督の『ラスト、コーション』(2007)の3作品に出演し、2023年の第80回ベネチア国際映画祭では生涯功労金獅子賞を受賞している。

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 東京国際映画祭にはこれまで、『花様年華』、『傷だらけの男たち』(2007)、『レッドクリフ Part I』(2008)などで登壇しており、昨年の第36回東京国際映画祭では、『2046』のマスタークラスに出席し、撮影秘話などを明かしていた。(高橋理久)

トニー・レオンのコメント全文は以下の通り。

トニー・レオン

今年の東京国際映画祭で審査委員長を務めることを大変光栄に思います。日本は私にとって、いろいろな意味で身近な国であり、このような形で映画の祭典に参加できることは、私にとって大きなことです。香港で育った 12 歳の頃から、当時の日本映画の名作を観に行っていました。このような映画館へのエキサイティングな旅が、私にとって日本映画、人々、そして日本文化への大きな愛の始まりであり、その愛はどんどん大きくなっていきました。私は、審査委員長を務めるにあたって、この映画祭が驚きに満ちたとても楽しいものになることを期待し、また確信しています。私が望むのは、質の高い映画の大胆なラインナップで、ちょっとした冒険を味わえることです。審査について、私が『感じる』のは、審査員の仲間と私自身の感覚を信じることが、審査のプロセスに貢献するはず、ということです。

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