「デススト」小島秀夫監督、“神”ジョージ・ミラー監督と再会!『マッドマックス』ロンドンプレミアに出席
大ヒットゲーム「DEATH STRANDING」などで知られるゲームクリエイター・小島秀夫監督が現地時間17日、映画『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日全国公開)のロンドンプレミアに出席。同作のメガホンを取り、小島監督が“神”と呼ぶジョージ・ミラー監督とレッドカーペット上で再会を果たした。
【画像】小島秀夫監督&ジョージ・ミラー監督が再会のハグ!ロンドンプレミアの様子
ロンドンにやってきた小島監督は、「高校1年生の時に衝撃を受けてから、僕の70パーセントは『マッドマックス』で出来ている。このロンドンプレミアに参加できて、とても興奮しています」とコメント。『マッドマックス』はモノづくりのバイブルであるといい、「映画とはこういうものだと教えてくれました」と作品愛を語る。
ミラー監督がレッドカーペットに登場すると、小島監督と再会のハグを交わし、親友のような仲の良さを見せる。小島監督は「最高でした。期待値を遥かに超える作品。観るか、観ないかではなく、これからの人生で、何回観るのか、そんな映画です。シンプルだけれど、何回観ても観方が変わる。そんな映画なんてない。特にバイオレンスの先を描く、エンディングが素晴らしかったです。」と映画の感想を直接伝えると、ミラー監督は「とても会いたかった。直接の対面は7年ぶりなので、嬉しいです。『DEATH STRANDING 2』の予告を拝見しました。彼の作品に出演出来て光栄です。私には双子の兄弟がいますが、彼はまさにクリエイティブでの双子の兄弟のような存在。私には彼の考えや、デザインが見える。そして彼の作品からは、いつもパワフルな情熱が湧き出てくる。私は彼と非常に強いコネクションを感じます」と小島監督に対するリスペクトの思いを明かしていた。
プレミアには、メインキャストのアニャ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースも出席。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じた女戦士フュリオサ役を引き継いだアニャは、「最初に脚本を読んだとき、ジョージ・ミラー監督が創り上げたセンセーションナルなフュリオサというキャラクターに圧倒されました。そして、シャーリーズ・セロンが扉を開いたこの素晴らしいキャラクターを、私がしっかりと守る必要があり、フュリオサの物語をしっかりと伝える必要があると思いました」と思いを込める。また、日本のファンに向けて「いち早く観てほしいです。チームで一丸となって一生懸命創り上げたこの作品を、日本で公開されることを楽しみにしています!」とメッセージを寄せた。
また、フュリオサと対峙するディメタス将軍を演じたクリスは、「どの作品でも、多くの時間をかけて、常に挑戦をしていますが、この作品は、どんなに情熱と熱意を注ぎでも満足することがない挑戦的な日々を過ごしました。そして最後には“信じられるか?『マッドマックス』に出演しているんだよ!”ってチーム全員が感じる、とても特別な体験でした」と撮影を回顧。さらに、「大好きな国」だという日本について、「最近も日本に滞在しましたが、日本という場所も、そこに住む皆さんも、とても素晴らしい。日本でこの作品が公開されるのが待ちきれない! 絶対にこの作品を愛してくれるはず。ファンの皆さん、愛しています!!」と呼びかけた。(編集部・倉本拓弥)