「TOKYO VICE」シーズン2で終了
アメリカのストリーミングサービスMax(旧HBO Max)が、東京を舞台にしたドラマ「TOKYO VICE」をシーズン2で終了すると発表した。
【画像】日本語ペラペラ!アンセル・エルゴートの来日撮り下ろしカット
1990年代、日本の大手新聞社に就職したアメリカ人青年ジェイク(アンセル・エルゴート)が東京の闇社会に足を踏み入れ、ヤクザの非道な犯罪を追う姿を描いた本作。日本から渡辺謙、菊地凛子、笠松将、伊藤英明、山下智久、窪塚洋介、真矢ミキら豪華キャストが出演したことも話題を呼んだ。
Maxの広報は「この非常に才能のあるキャストとクルーの創造性は、このドラマの全てのカットで輝いています。完全にユニークな現代のノアールスリラーである本作において、(クリエイターの)J・T・ロジャース、(製作総指揮・監督の)アラン・プール、アンセル、謙、(制作会社の)フィフス・シーズンとWOWOWのパートナーシップに感謝しています」とコメントを発表した。
ロジャースとプールいわく、2シーズンで描きたかったことは描き切れたとのこと。「Maxはわれわれをサポートしてくれ、シーズン1をクリフハンガー(続きが気になる場面)で終わらせたいと頼んだ時も、J・Tが常に思い描いていた形で終わらせるためシーズン2に追加の2エピソードを入れたいと頼んだ時も、イエスと言ってくれました」と感謝している。ただし「TOKYO VICE」にはまだ語るべき物語もあるとし、Max以外での将来的な展開もあり得ると示唆している。(編集部・市川遥)