イアン・マッケラン、『ロード・オブ・ザ・リング』新作でのガンダルフ再演は「もし生きていたら」
映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作とその前日譚となる『ホビット』3部作で魔法使いのガンダルフを演じた俳優イアン・マッケラン(85)が、新作でのガンダルフ再演の可能性について The Times に語った。
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ワーナー・ブラザースが『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの新作実写映画を複数製作すると発表したのは2023年のこと。そして先月、その第1弾として、ゴラムにフォーカスした映画『ロード・オブ・ザ・リングズ:ザ・ハント・フォー・ゴラム(仮題) / Lord of the Rings: The Hunt for Gollum』の製作が2026年公開を目指して進行中だと明かされていた。アンディ・サーキスがゴラムを再演するだけでなく監督も務め、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を成功に導いたピーター・ジャクソン監督らがプロデューサーを務める。現在は脚本開発の初期段階だとされている。
イアンはこの新作について「脚本はなく、オファーはなく、計画もない」と自身のところに話は来ていないとしながらも、ガンダルフ再演についての興味を聞かれると「もし生きていたら」とジョーク交じりにオープンな姿勢を見せた。
なお、85歳という年齢ゆえにイアンは常に死を意識しているようで、脚本を受け取ると「最期の仕事としてふさわしいのか?」という観点で検討し、そうして出演を決めた作品に全力を尽くしているとも語っていた。現在はイギリスで、「ヘンリー4世」を題材にした舞台「プレイヤー・キングズ(原題) / Player Kings」にファルスタッフ役で主演している。(編集部・市川遥)