チョ・ジョンソク、美しすぎる女装姿に思わず「おっ!」となったことを告白
人気韓国ドラマシリーズ「賢い医師生活」などのチョ・ジョンソクが主演を務めるコメディー映画『パイロット(原題)』の制作発表が、26日、ソウル市内の映画館にて行われ、共演のイ・ジュミョン、ハン・ソナ、シン・スンホ、監督を務めたキム・ハンギョルらと共に登壇。ジョンソクの美しさについてなど、撮影の舞台裏が明かされた。
スウェーデンのコメディー映画『コックピット』をリメイクした『パイロット』。自らの失態のせいでスターパイロットの座を失職したハン・ジョンウ(ジョンソク)は、女性パイロットの募集広告を見つけ、美容系ユーチューバーである妹ジョンミの名で女装し応募、見事採用される。美貌の女性パイロットとして世間の注目を集めることになるが……。
コメディー作品に興味があったというジョンソク。だが、本作の役作りには熾烈(しれつ)なものがあったようで、「女性らしく見せるために『ミセス・ダウト』を見て仕草を学んだり、7キロものダイエットを行いました。指圧で顎のラインを整えるなどあらゆる努力を孤軍奮闘しました」と苦労を明かした。その甲斐あってか、ポスタービジュアルが公開されるとジョンソクの美しさが話題に。自身も自分の姿に思わず「おっ!」となる瞬間が2度ほどあったという。
パイロットの後輩であり、女性パイロットとして採用後は先輩となるソ・ヒョンソクを演じたシン・スンホも、「最初はジョンウとして、そして女装したジョンミとなったジョンソク先輩と共演するのに、どのように演技を変えるべきか撮影前は悩んでいたのですが、撮影が始まってジョンミとなった先輩を見て『おっ!』となり、ナチュラルに演じることができました」とその変貌ぶりに助けられたことを明かした。
主演を務めたジョンソクについて、キム・ハンギョル監督は「この映画のコメディーの面白さは演じる俳優によって決まると言っても過言ではありません。“生活演技の達人”であるジョンソクが主演であればこの映画は成功すると確信しました」と絶賛。ジョンソクも「俳優の息の合ったアンサンブル以上のモノが表現できたと思います」と自画自賛していた。
また、撮影現場ではムードメーカーでもあったジョンソクは、アドリブも連発。中でも「面接シーンでのアドリブは、自分でも会心の出来でした。ぜひ映画館で観て確かめてください」とアピールし、「映画は多くの人に観てもらい、笑いと癒しになることが大切です。本作も多くの人に観てほしいですね」と締めた。
映画『パイロット』は、7月31日より韓国で劇場公開される。(土田真樹)