『インサイド・ヘッド2』2週目も1億ドル突破でV2 2024年最大のヒット
全米ボックスオフィス考
先週末(6月21日~6月23日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』が興行収入1億121万550ドル(約157億円)と2週目も1億ドルを突破する好成績で2週連続トップを飾った。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)
興収1億5,500万ドル(約240億円)の大ヒットスタートを切った初週から、34%ほどの減少にとどまった『インサイド・ヘッド2』。2週目の興収が、およそ9,000万ドル(約140億円)だった前作『インサイド・ヘッド』(2015)のオープニングを上回る好成績で、累計興収は3億5,639万3,666ドル(約552億円)に到達した。
この成績は『デューン 砂の惑星PART2』の2億8,214万4,358ドル(約437億円)をはるかに上回り、現時点における2024年最大のヒット。さらに全世界興収も7億2,899万3,234ドル(1,130億円)で『デューン』を抜き去り、10億ドル到達が視野に入った。
初登場作品では、オースティン・バトラー、トム・ハーディ、ノーマン・リーダスらが共演するバイカー映画『THE BIKERIDERS(原題)』が3位にランクイン。また、『ヴァチカンのエクソシスト』のラッセル・クロウが新たなエクソシスト映画に挑んだ『ジ・エクソシスム(原題) / The Exorcism』が7位、オレオレ詐欺被害に遭った93歳の老女が犯人捜しの冒険を繰り広げる『セルマ(原題) / Thelma』が8位、スウェーデンのバンド・GHOSTのライブ映画『ゴースト:ライト・ヒア・ライト・ナウ(原題) / GHOST: Rite Here Rite Now』が10位に登場している。(編集部・入倉功一)
6月21日~6月23日の全米ボックスオフィスラキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『インサイド・ヘッド2』
2(2)『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
3(初)『THE BIKERIDERS(原題)』
4(3)『猿の惑星/キングダム』
5(4)『ねこのガーフィールド』
6(5)『ブルー きみは大丈夫』
7(初)『ジ・エクソシスム(原題) / The Exorcism』
8(初)『セルマ(原題) / Thelma』
9(6)『ザ・ウォッチャーズ』
10(初)『ゴースト:ライト・ヒア・ライト・ナウ(原題) / GHOST: Rite Here Rite Now』