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「光る君へ」道長の娘・彰子を演じるのは人気急上昇中の見上愛

第26回「いけにえの姫」より見上愛演じる彰子
第26回「いけにえの姫」より見上愛演じる彰子 - (C)NHK

 吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で左大臣・藤原道長(柄本佑)の長女・藤原彰子(ふじわらのあきこ)を演じる見上愛(23)。今年5月に初の単独主演映画が公開されるなど、近年露出が急増している注目株の活動歴を振り返ってみた。

帝に入内…美しく可憐な彰子 第26回場面写真

 30日放送・第26回でタイトルロールとなる“いけにえの姫”彰子役として初登場した見上。大河ドラマ初出演となった本作で演じる彰子は、幼いうちに一条天皇(塩野瑛久)に入内(じゅだい)し、帝から寵愛を受ける定子(高畑充希)と競う立場となる役どころ。道長いわく「引っ込み思案で口数も少ない」。第26回では続発する天変地異に危惧を覚えた道長が陰陽師・安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)から「帝のお心の乱れが治まれば天変地異は治まります」「わたしには見えます。彰子さまはこの先の朝廷を背負って立つ御方」との予言を受け、葛藤のすえ彰子を帝に入内させるさまが描かれた。

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 父・道長から何を言われても「おおせのままに」と繰り返し、何もわからぬまま入内する彰子を可憐に演じた見上。2019年にデビューし、2021年放送のNHKドラマ「きれいのくに」では容姿にコンプレックスをもつ女子高生役で注目を浴びた。倉悠貴とダブル主演を務めた映画『衝動』(2021)では体当たりの演技、佐藤大樹とダブル主演を務めたドラマ「liar」(2022)では大胆なラブシーンに挑戦。同年代の青木柚との共演が多く、「きれいのくに」のほかドラマ「往生際の意味を知れ!」(2023)やAmazon Originalドラマ「モアザンワーズ/More Than Words」(2022)、映画『不死身ラヴァーズ』(2024)などで作品を共にしている。

 今年も連ドラ出演が相次ぎ、1月期「春になったら」では主人公(奈緒)の親友、4月期「Re:リベンジ-欲望の果てに-」では主人公(赤楚衛二)に密かに思いを寄せる週刊誌記者に。亀梨和也主演のWOWOWドラマ「ゲームの名は誘拐」ではヒロインを演じた。

 今年6月には初の単独主演映画『不死身ラヴァーズ』が公開。高木ユーナの同名コミックを原作にした同作では『くれなずめ』『ちょっと思い出しただけ』などの松居大悟監督と組み、運命の相手(佐藤寛太)との出会いと別れを延々と繰り返す難役に臨んだ。全力で「好き」を貫く主人公のエネルギッシュさやピュアさを表現し、劇中、見事な弾き語りも披露。

 快進撃は続き、先ごろNetflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」(8月29日配信スタート)で主演を務めることが発表。男女交際禁止の校則を破って自主退学勧告を受け、退学した元女子生徒が学校法人を訴えた実話に基づく学園ドラマで、見上はオーディションで役を射止めた。(編集部・石井百合子)

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