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山崎賢人、長澤まさみの楊端和にため息「かっこいい」

山崎賢人
山崎賢人

 俳優の山崎賢人(※崎は「たつさき」)が11日、東京・新宿の「歌舞伎町シネシティ広場」で行われた映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の前夜祭イベントに登壇。第1作(2019)と第2作(2022)のダイジェスト映像を見ながらのトークでは、長澤まさみ演じる楊端和の勇姿に、感嘆の声を上げるひと幕があった。

【画像】長澤まさみ演じる楊端和

 本作は中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久の漫画を原作に、大将軍になる夢を抱いて飛信隊を率いる信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(吉沢亮※エイは、上に亡、中に口、下左から月、女、迅のつくり)の戦いの日々を描くアクションシリーズの第4弾。前作『キングダム 運命の炎』(2023)で描かれた「馬陽の戦い」に続き隣国・趙との戦いが展開し、信をはじめとする秦の兵たちが、趙の総大将・ホウ煖(吉川晃司※ホウはまだれに龍)らと死闘を繰り広げる。

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 イベントには信が率いる飛信隊のメンバーが集結。剣士・羌カイ(※カイはやまいだれに鬼)役の清野菜名、信と同郷の尾兄弟役の岡山天音三浦貴大、伍長・澤圭役の濱津隆之、副長・渕役の田中美央、伍長・沛浪役の真壁刀義が登壇した。

 山崎は「飛信隊だけでこういう場所でイベントをするのは初めて」と感慨深げな表情で、最新作について「今までの集大成。一番面白い最高の『キングダム』になっています」と自信を見せる。清野も飛信隊の集結に「新鮮です。改めて新鮮。久しぶりに並んで嬉しいです。長期間、共に戦い抜いてきたメンバー。皆さんと改めてここに立てて嬉しいです」と喜びをあらわにした。

 真壁も「久々に会ってみんな元気でやっているなって。あの暑さの中めちゃくちゃ走るし、相手をなぎ倒す。目の前で一度見て欲しいくらいみんなすごかった。彼らが必死になってやっているから自分も負けてらんないと思って頑張った。それが映画によく出ていると思います。みんなの一挙手一投足を見逃さないでください」と力強く呼び掛ける。

 7人はその後、第1作と第2作のダイジェスト映像を見ながらトークを行い、第1作に長澤まさみ演じる楊端和が登場すると、キャスト全員が感嘆の声を上げた。山崎は「これはもう一回見たい。かっこいい」と長澤の勇姿にため息。山崎は第1作について「画のパワーが凄すぎて集中して見てしまいます。懐かしかったですし、ここから全部始まったんだなって思うと泣きそうになります」としみじみ。

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 また山崎は「全部思い出深いシーンだけど、最初の漂との戦いのシーンは、原先生とご飯を食べた時に、先生から(撮影前に)“ここがうまくいったらキングダムはうまくいくね”と言われた印象的な場面。撮影しながら、これはいいシーンになったなと思ったのを思い出します」と話した。

 清野も「1作目は映画館で観たんです。こんなに熱い映画が日本にもあるんだなって感動しました。今日、改めて観て泣きそうになります。アクションもキレキレだし、こんなにリアルで迫力のあるアクションが、画面を超えて飛び出してくる……山崎さんはすごいんだなって改めて思える作品です」と感想を述べた。真壁も第1作には思い出があるといい、「1作目を観た時に『これいい映画だな』としみじみと思っていたんです。(出演している人は)いいなあと思ったら、マネージャーが急に電話かけてきて、『キングダム、決まりました』って。嬉しすぎて(マネージャーに)ラリアットしてしまった」と破天荒な思い出を面白おかしく振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)

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