Snow Manラウール、金髪ヤンキー役も「喧嘩したことない」平和な暮らしを告白
Snow Manのラウールが11日、豊洲PITにて開催された主演映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日全国公開)の完成披露試写会に出席。本作で演じた金髪ヤンキーについて「僕はヤンキーとはかけ離れた、平和な暮らしを送ってきました」と語り、会場のファンを笑わせた。
【画像】クセ強キャラだらけ!実写版『赤羽骨子のボディガード』ビジュアル
本作は、「週刊少年マガジン」連載の丹月正光による漫画を映画『変な家』などの石川淳一監督が実写化したアクションコメディー。とある事情により100億円の懸賞金をかけられた女子高生・赤羽骨子を守るために、幼なじみである不良のクラスメート・威吹荒邦(ラウール)が、ボディガードであることをバレずに学園生活を送る。
この日は、主演のラウールをはじめ、出口夏希、奥平大兼、高橋ひかる、倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、鳴海唯、中田青渚、長井短、坂口涼太郎、木村昴、芝大輔(モグライダー)、詩羽(水曜日のカンパネラ)、安斉星来、橘優輝、松岡広大、大久保桜子、有輝(土佐兄弟)、かなで(3時のヒロイン)、工藤美桜、三浦りょう太(りょう=けものへんに寮のうかんむりなし)、高橋大翔、遠藤憲一、石川監督が勢揃いした。
オープニングで特別映像が流れ、ステージの幕が上がると、キャスト全員がファンの前に登場。本来、MCの合図でキャストたちが階段を下りるはずが、ラウールは一人でややフライング気味に降りてしまう。照れくさそうに階段を上ると「シャッターチャンスを逃してしまいましたね」と苦笑いを浮かべた。
やや緊張気味のラウールだったが「本当に皆さんに観てもらえる喜びがあります」と笑顔であいさつすると、「この映画は準備期間、そして撮影中ずっとめちゃくちゃ楽しかったんです」と充実した日々だったことを告白。「ほかのキャストたちも同じような感じだったようで、その雰囲気の良さがスクリーンに出ていると思います」と自信をのぞかせた。
ラウールふんする荒邦は金髪姿の不良だ。ラウールは「僕はヤンキーとはかけ離れた、とても平和な暮らしをしていました」と笑い、「これまで喧嘩もしたことがない。自分とはとてもかけ離れた役でしたが、映画を観て、久々に自分の金髪姿に『これはヤンキーだ』と思いました」と発言し、会場を笑いの渦に巻き込んでいた。
荒邦に骨子を守るというミッションを与える尽宮正人役の遠藤は、初共演のラウールを見るなり「でけぇ」と言ってしまったようで、「僕も身長は高い方で、あまり見上げることがなかったので……。スタッフに『その言い方はダメです』と怒られてしまいました」と反省。ラウールは「言われ慣れているので」と遠藤をフォローしていた。
イベント後半、サプライズゲストとして尽宮正親役の土屋太鳳が登場した。正親は骨子と実の姉妹であり、骨子を殺したいほど憎んでいる役柄。劇中ではラウールとのアクションシーンが用意されており、土屋は「アクションというのは受け身がないと成り立たないのですが、全力で受けてくれたので、ありがたかったです」と激しいバトルシーンを繰り広げたラウールに感謝を述べていた。(磯部正和)