ウルトラマンとスパイダーマンがタッグ!円谷&MARVEL、コラボコミックを日米同時リリース
円谷プロダクションは26日、同社を代表するヒーロー・ウルトラマンと、MARVELを代表するアベンジャーズおよびスパイダーマンがコラボレーションするコミック「Ultraman x Avengers(原題)」(MARVELコミックス出版)、「ウルトラマン アロング・ケイム・ア・スパイダーマン」(小学館コロコロコミック)を、8月14日に日米同時リリースすると発表した。
【画像】伝説的コミックアーティストが描いたマーベル版ウルトラマン
日米のクリエイティブチームが、日本とアメリカでそれぞれのストーリーを執筆。ウルトラマン、アベンジャーズ、スパイダーマンが手を組み、コミック史上最も凶悪な悪役たちに挑む物語が、アメリカでのアメコミシリーズおよび日本での漫画連載を通じて描かれる。
MARVELが出版する「Ultraman x Avengers(原題)」は、ウルトラマンとアベンジャーズが手を組み、最強の敵ギャラクタスに挑む作品。シナリオは、円谷プロと同社のコラボコミック「ザ・ライズ・オブ・ウルトラマン」「ザ・トライアルズ・オブ・ウルトラマン」を手掛けたカイル・ヒギンズとマット・グルームが、作画はフランチェスコ・マナが担当する。
一方の「ウルトラマン アロング・ケイム・ア・スパイダーマン」は、小学館が円谷プロ及びMARVELコミックスと提携して連載。スパイダーマンとの初コラボ作品となり、史上最強の悪役ドクター・ドゥームをはじめ、ウルトラ怪獣や異星人が多数登場し、アベンジャーズも一部参戦。円谷プロ原案(協力:大石真司)のもと、シナリオを松本しげのぶ、作画を緋呂河ともが担当する。また、本作の英語翻訳版がアメリカの出版社ビズメディア(Viz Media)よりグローバルで出版されることも決定した。
今回のコラボについて、MARVELコミックス編集長のC.B.セブルスキーは「マーベル・コミックスと日本の漫画がこのような素晴らしい形で結ばれ、私たちの最強ヒーローとウルトラマンが手を組み、かつてないほどの究極の悪役と戦えることになり、非常にうれしく思っています。この漫画は宇宙レベルの壮大な対決になります。そのなかにも深く掘り下げられたテーマや感動的な場面がたくさんあります。世界中のファンがこの物語を体験できることを楽しみにしています」とコメントしている。
両作品ともに、各国のコミックストアやウェブ配信等で発売・掲載される予定。また「Ultraman x Avengers(原題)」の日本語翻訳版は、小学館集英社プロダクションから追って発刊予定。さらに、円谷のデジタルプラットフォーム「TSUBURAYA IMAGINATION」でも両作品の配信を予定しており、配信スケジュールも追って発表される。
円谷プロダクションとMARVELによる両作品の概要は以下の通り。(編集部・入倉功一)
「Ultraman x Avengers(原題)」
ニューヨークからスパイダーマンが消えた。ウルトラマンの前に、宇宙の侵略者がやってきた。地球で原因不明の怪獣活動が頻発する…これらが意味するものはただひとつ:ウルトラマンとアベンジャーズの出会う時が来た!
MARVEL最強のチームと日本屈指のヒーローが手を組まねばならないほど厄介な宇宙危機とは何か。シンとサム、スペシウム光線とリパルサー・ビーム、「THWIP!」と「シュワッチ!」、それぞれが交錯する。「Ultraman x Avengers(原題)」でアツいクロスオーバーを体験しよう!
「ウルトラマン アロング・ケイム・ア・スパイダーマン」
MARVEL世界の地球・ニューヨーク。スパイダーマンとアベンジャーズが手を組み、ドクター・ドゥームに戦いを挑む。しかし、倒れたビルで死んだ民間人を見て、戦意を失くしたスパイダーマンは、異次元列車という謎の乗り物に連れ去られてしまう。ドクター・ドゥームも乗り込んだが、なんと二人ともウルトラマン世界の東京に着いてしまった! ウルトラマンと怪獣の闘いを目にしたドクター・ドゥームは、メフィラス星人と彼が率いる怪獣墓場から蘇った怪獣軍団と手を組み、光の巨人の力を盗もうとするーー。
・シナリオ:松本しげのぶコメント
ウルトラマンとスパイダーマン! 僕にとっても彼らは昔から愛着のある存在でした。 この二人がタッグを組み怪獣と戦う! 正義とは? ヒーローにとっての永遠のテーマに揺るぎ無い答えを出していく。 行き着く先は? 是非目撃してください
・作画:緋呂河ともコメント
「ウルトラマンとスパイダーマンという、二大ビッグヒーローの作画を任せていただけることになって、 プレッシャーも大きいですが、毎日ハイテンションで作画しています! 日米ヒーローの協力タッグバトルをお楽しみに!