「海のはじまり」夏と朱音の“親子”のような会話が胸アツ 「心を開いている証拠」「絶妙な距離感」
29日に放送された目黒蓮(Snow Man)主演の月9ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系で毎週月曜夜9時~)第5話では、夏(目黒)と、亡くなったかつての恋人・水季(古川琴音)の母・朱音(大竹しのぶ)の距離が確実に縮まりつつある描写が続き、視聴者から胸アツのリアクションが相次いだ(※一部ネタバレあり)。
このところ足しげく娘の海(泉谷星奈)に会いにゆくうちに徐々に朱音の心も氷解していき、朱音の提案により一週間の夏季休暇を南雲家で過ごそうとしていた夏。ある日、朱音が夏の家族に一度挨拶をと切り出したところ、夏は「それがあの…まだで…」と口ごもり、まだ家族に水季や海との事情を話していないことが発覚。すると朱音は目の前で食事の下準備にかかっていた夏の手をピシャリ。朱音は「さっさと言いなさいよ。時間がたてばたつほど言われた方がイラっとするんだから」とたしなめ、「言わなきゃって思ってたんですけど…」と言い訳をする夏に「思ってたとこってすぐ言うの水季も」とあきれていた。
夏と水季の葬式で出会った頃には“夏は水季が出産したことを知らなかったのだからしょうがない”と頭では理解しながらも言いようのない怒りや悔しさ、恨めしさを募らせていた朱音。海のために互いに歩み寄ろうとする二人の努力が実ったのか、朱音は顔をこおばらせ、夏は何かと謝ってばかりいた頃には想像のできない状況となり、夏と朱音の打ち解けた会話に「心を開いている証拠」「会話可愛すぎる」「いい感じの関係になってきたね」「本当の親子みたい」「絶妙な距離感」と感じ入る視聴者の声が多く見られた。
また、夏が風呂から出た海の髪をドライヤーで乾かしていた時にはその不慣れな様子に、朱音がおかしそうに、少しうれしそうに「乾く前に風邪ひくわ」「不安だわ~」と漏らす場面もあり、視聴者からも「ドライヤー遠すぎw」「それじゃ何時間もかかるw」とツッコミが。そのうち海が「夏君まだ~?」「早くして、遅いよ夏君」としびれを切らす声が聞こえてきて、朱音と夫の翔平(利重剛)から思わず笑みがこぼれるという、ささやかながら幸福そのもののワンシーンで幕を閉じた。(石川友里恵)