初音ミクが映画に「プロジェクトセカイ」初の劇場版アニメ公開決定!
29日、世界ダウンロード数3,900万を突破する、人気アプリゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(通称・プロセカ)の初のアニメ映画化が発表された。バーチャルシンガー・初音ミクを描く初の映画ともなり『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』のタイトルで、2025年1月17日より全国公開。ゲームには登場していない新しい初音ミクや、おなじみのゲームキャラクターが登場する特報映像も公開された。
『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』特報映像
「プロセカ」は、株式会社セガと、サイバーエージェントグループの株式会社 Colorful Paletteとの協業による、iOS / Android 向けリズム&アドベンチャーゲーム。音楽を中心としたサブカルチャーが盛んな街「シブヤ」と、人々の"本当の想い"が映し出された不思議な空間「セカイ」を舞台に、少年少女の"本当の想い"そして「自分の歌」を見つける物語が描かれる。
アニメーション制作は「SHIROBAKO」や「スキップとローファー」などを手掛けるP.A.WORKS、監督は畑博之、脚本は米内山陽子、キャラクターデザイン/総作画監督は秋山有希、音楽は宝野聡史が担当。ゲームには登場していない初音ミクが、「プロセカ」のキャラクター達と出会い、成長していく姿が、完全オリジナルストーリーとして描かれる。映画のあらすじは以下の通り。(編集部・入倉功一)
『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』
「キミのことを、教えて。そうすれば、歌がわかるのかもしれない」
CDショップで聴いたことのないミクの歌を耳にした星乃一歌。彼女はモニターに、見たことのない姿の”初音ミク”を見つけ、「ミク!?」と思わず声に出す。その声に驚いたミクは、一歌と目が合ったものの、ほどなくして消えてしまう。
後日、路上ライブを終えた一歌のスマホに、以前見かけたミクが姿を現す。寂しそうに俯くミクに、一歌はそっと話を聞いてみると、歌を届けたい人たちがいるのに、いくら歌っても、その歌が届かないという。ライブで多くの人の心に歌を届ける一歌の姿を見て、彼女のことを知れば自分も同じように出来るのではと考えたミクは、一歌のもとにやってきたのだった。ミクの願いに「私でよければ」と微笑みながら一歌は答え、初音ミクと少年少女たちの新たな物語が始まるー。