アニメ映画史上No.1!『インサイド・ヘッド2』多部未華子がうま過ぎ“シンパイ”本編映像公開
アニメーション映画史上ナンバーワンヒットとなった映画ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)から、海外でも反響を呼んでいる多部未華子らによる吹替版本編映像が公開された。本映像は、多部が声を担当する“大人の感情”シンパイにフィーチャーしたユニークなシーンとなっている。
現在までに世界興行収入が15億677万ドル(約2,317億円)を突破し、これまでナンバーワンだった『アナと雪の女王2』(14億5,368万ドル)を抜いて、アニメ映画史の記録を塗り替えた本作。第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『インサイド・ヘッド』の続編で、思春期を迎えた少女・ライリーの頭の中でヨロコビやカナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリらさまざまな感情たちが繰り広げる騒動を描く。日本でも大ヒットした『トップガン マーヴェリック』を抜き、世界興行収入ランキング全体で 12位にランクイン。トップ10入りも射程圏内となる歴史的ヒットとなっている(7月29日付け Box office mojo 調べ/1ドル153.79円計算)。
シンパイは、ライリーが思春期を迎えたことで登場した大人の感情。公開された映像では、シンパイがライリーのために今後起こりうる様々な未来を想像して計画を立てる働きぶりを披露する。シンパイが頭の中の司令部で感情操縦デスクを操作すると、これまでライリーに起こった出来事から分析して今後どうなるかを予測したデータがモニターに映し出される。それは、憧れの先輩に嫌われて、目標にしていたホッケーチームに入れず、入学した高校で友達もできずに独りぼっちで、ライリーの名前は学校の先生しか知らない…という“最悪の未来”だった。
そのシンパイが初登場するシーンの吹替映像が公式SNS(https://www.instagram.com/reel/C8gIoXaBmHu/?igsh=bTQ0NHAwMzVrcHh1)に投稿されると、海外から絶賛の声が。先日、来日したピート・ドクターも「Fantastic!本当に最高です!素晴らしかったですね!」とほめちぎっていたが、映像を公開してから公式SNSのコメント欄には英語や中国語、ポルトガル語など世界中からコメントが寄せられ、イイネ数も71万超えの反響を呼んでいる。
シンパイの役割についてケルシー・マン監督は「心配という感情は、手助けをしてくれることもあります。たとえば、『明日は取材の日で、記者がたくさん来て、その人たちの前で舞台に立って話さなければならないから、服にはちゃんとアイロンをかけなくちゃ』と、不安になったりします。それは良いことだったりもするけど、心配が大きくなりすぎてしまうと、心を乗っ取ってしまうことがあるのです」と語っている。(石川友里恵)