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「光る君へ」一条天皇役・塩野瑛久が撮了!内田ゆきCPの労いに「泣いちゃう」

塩野瑛久
塩野瑛久

 吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で一条天皇を演じる塩野瑛久が20日、都内で行われた『歴史探偵「光る君へコラボスペシャル2 源氏物語」』(28日、NHK総合で午後10時~10時45分)の取材会に出席。塩野はくしくもこの日に「光る君へ」のクランクアップを迎え、初めての大河ドラマで大役を担った心境を明かした。

【画像】一条天皇と定子の美しすぎるラブシーン

 本番組はNHKの歴史教養番組「歴史探偵」と、紫式部の生涯を描く大河ドラマ「光る君へ」のコラボ企画第2弾。現存する「源氏物語」最古の写本の一つを調査し、一条天皇の愛を娘の彰子に向けさせるために紫式部に「源氏物語」を書かせたとされる時の最高権力者・藤原道長や、愛憎渦巻く当時の宮中の駆け引きなど「源氏物語」を巡る秘められた謎に迫る。番組MCを佐藤二朗が務めるほか、「光る君へ」から塩野と藤原道長役の柄本佑がゲスト出演する。

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 塩野はこの日、「光る君へ」の撮影をクランクアップしたばかり。心境を問われると、「すごくやっぱり濃かったなという印象です。僕にとって初めての大河ドラマだったので」と感慨深げな表情。「あっという間と言われればあっという間にも感じました。でも、その中で一生懸命向き合った時間で、本当に楽しかった期間はあくまで最初の方だけ。(一条天皇として)もがいて苦しんで、大切な人と時間を過ごしていく中では、濃い時間が流れていたと思います」と撮影を振り返る。

 同席した「光る君へ」制作統括の内田ゆきチーフプロデューサーは、塩野がオーディションを経て一条天皇という大役を掴んだことを紹介する中、「非常に難しい役。天皇役ということで、他の貴族と違う難しさがたくさんあったと思います」と役の難しさに触れ、「ドラマでは寵愛し、お姉ちゃんとして慕っていた定子(高畑充希)がいて、その後、年下の姫(彰子)がやってくる。両方にとって魅力的に見えるように演じてほしいというふうにお願いしました」と撮影当初、塩野に伝えたことを明かす。

 内田はその上で「その要望に対し、ご本人がすごく努力されて、大切に演じてくれた。撮影の中で、役者としても成長されたと思います。最初は心配もあったんですけど、何もかもを頑張ってくれて、この役をいかに魅力的に演じようとしているかが伝わってきました」と塩野の奮闘を紹介。「最近は努力を通り越し、共演者もスタッフも『一条天皇といえば塩野さんだよね』と思えるようになった。私としてはすごく感謝しています」と塩野に労いの言葉をかけると、塩野は「泣いちゃう」と呟いて笑顔を見せた。

 塩野は「学びに関して、自分が気になったところは徹底的に調べたりした。現場に入って一条天皇の衣装を着てセットの中に入って初めて気付くこと、感じることも大きかった」とも語っていた。(取材・文:名鹿祥史)

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