「虎に翼」来週の相関図が公開 新キャラ2名が追加
伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)第21週(8月19日~)の相関図が16日、番組公式サイトやSNSで公開された。新たな登場人物2名が加わっている。(以下、第100回の内容に触れています)
【画像】轟(戸塚純貴)と時雄(和田正人)を目撃する寅子(伊藤沙莉)…第100回振り返り
今週(第20週)から再び東京編がスタートした「虎に翼」。主人公・佐田寅子(伊藤)の弟で中学校の教師をしている猪爪直明(三山凌輝)が婚約者・田沼玲美(菊池和澄)を家族に紹介し、週を締めくくる第100回(16日放送)のラストでは、寅子の大学の同期である弁護士・轟太一(戸塚純貴)に恋人・遠藤時雄(和田正人)がいることが明らかになった。
この二人が、来週の相関図に加わった。玲美は、学生時代に直明と同じ団体に所属し、寅子が尽力した家庭裁判所の設立時には直明と共に準備を手伝った。玲美も教師で、約3年前に直明と偶然再会して付き合いが始まり、婚約。気が強くおしゃべりな性格で、結婚後も猪爪家での同居を希望する直明のために、反対する花江(森田望智)に対して「お試し」で同居してみてはどうかと提案した。
轟の恋人・時雄は、出版社で働く編集者。寅子が山田轟法律事務所を訪ねた際に、二人が肩を寄せ合って眠っているところを目にし、轟が「驚かせてすまない」「今、俺がお付き合いしているお方だ」と時雄を紹介するシーンで今週は幕を閉じた。
続く来週の予告では、轟が時雄との関係について語る場面のほか、寅子の恋人・航一(岡田将生)の継母・百合(余貴美子)が「いけません。絶対に認めませんよ」と断言する姿、航一が寅子に結婚をやめようと言う姿、寅子がよね(土居志央梨)や涼子(桜井ユキ)、梅子(平岩紙)、香淑(ハ・ヨンス)らと一堂に会するシーンなどが映し出された。果たして、第21週はどんな展開が待っているのか。
「虎に翼」は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が、困難な時代に道なき道を切り開き、苦境に立たされた人たちを救うために奔走する姿を描く。脚本は、「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香。(清水一)