「SHOGUN 将軍」シーズン2は日本ロケも視野に!FXトップが明言
米テレビ界最高の栄誉とされる第76回エミー賞で、作品賞(ドラマシリーズ部門)をはじめとする歴代最多の18冠を達成したドラマ「SHOGUN 将軍」は、すでに続編の制作が決定している。同作を全米放送するFX局のジョン・ラングラフ会長が、来たるシーズン2を日本で撮影したい考えを、現地時間15日に行われたエミー賞授賞式直後にDeadlineに明かした。
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シーズン1の撮影はカナダ・バンクーバーで行われ、日本から多くのキャスト・スタッフが渡航し、長期間の撮影に臨んだ。シーズン2における日本ロケは、主演・プロデューサーの真田広之が「可能性を探っているところです」と The Hollywood Reporter に明かしており、ラングラフ会長も「ずっと日本で撮影したいと思っていました。シーズン2をどうやって日本で撮影するか、必死に考えているところです」と明言した。
しかし、日本ロケはそう簡単なものではないとラングラフ会長は続ける。「なぜなら、ステージセットのスケールと日本の制作キャパシティーは少し違うからです。この作品で私たちが成し遂げたいスケールと、実際のロケーションがマッチしない問題も抱えていました。残念なことに、中世日本の城は当時の型ではなく、仮に残っていたとしてもそこで撮影することは難しいでしょう」
真田は、シーズン2の撮影について「1年後(の撮影開始)を目指しています」と授賞式直後に話している。ラングラフ会長は「私たちは(制作を)進めているところです。脚本も間もなく完成します。現在はどこで撮影するのか、前作と同じ形式で撮影するのか、変化を加えるかどうか検討しているところです」と進捗を明かした。
「SHOGUN 将軍」はシーズン3まで制作が発表されているが、シーズン2との同時撮影にはならないとのこと。ラングラフ会長は「二つは全く違う物語です」と強調し、「続編はシーズン1から連続した物語で、前作のキャラクターも引き続き登場しますが、全く異なる物語です」と語っている。(編集部・倉本拓弥)
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