綾野剛、汗かきすぎてイベント途中降壇!
俳優の綾野剛が19日、都内で行われた堂本剛の27年ぶりとなる単独主演映画『まる』公開記念舞台あいさつに登壇するも、吹き出る汗に我慢できず、ステージを降りる場面があった。この日は堂本、小林聡美、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴、荻上直子監督も来場した。
本作は、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』などの荻上が監督を務め、『ファンタスティポ』などの堂本が主演を務めたドラマ。現代美術家のアシスタントとして仕事を淡々とこなす日々を送っていた主人公・沢田(堂本)が、ある出来事をきっかけに日常を○(まる)に浸食されるようになる。
沢田の隣人の売れない漫画家・横山役の綾野は「荻上監督と剛さんが丁寧に紡いだ優しい映画です」とアピール。トークセッションでは、それぞれが好きなシーンについて語り合うが、登壇から10分ほど過ぎた頃、綾野は「ちょっと汗が……。一瞬、拭いてきていいですか?」と申告して降壇。綾野は登壇時から頬を赤らめており、堂本は「綾ちゃんと僕は極度の暑がりで、わたしはこの(服の)下はノースリーブにしました。今日、(気温)30度くらいですよね。廊下まで結構暑くて、二人よく生き延びられたなと思いながら(会場に)入ってきました」とフォローした。
数分後に戻って来た綾野は「朝からトレーニングをして随分代謝が上がっていて申し訳なかったです」と謝罪し、「すごいですよね、僕たち」と堂本に声をかけると、堂本も「そうですよね」とうなずいた。その後もステージ上はライトの熱があるため、綾野は扇子をあおいで暑さをしのいでいた。
作品にちなみ、「夢中になっている○○」を尋ねられた綾野は「ずっと言い続けていて恐縮ですが駅伝ですかね」と答え、「この前、剛さんに駅伝の話をしたら、少しだけ興味を持ってもらえたので、このまま引きずり込みたい」と画策していることも打ち明ける。堂本が「『こういうところに注目して見ると、より面白くなる』の“より”の部分を教えてもらうと、思っていたより面白くなるかも……という状況に今います」と話すと、綾野は「選手によっては一切かかとが(地面に)ついていないです。つま先だけで最後まで走っています」と新情報を伝え、堂本の興味を引いていた。(錦怜那)
映画『まる』は公開中