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「無能の鷹」部長回が超泣ける!「冬ソナ」「梨泰院クラス」名作ドラマ&映画も話題

第5話より「梨泰院クラス」の主人公パク・セロイの真似をする朱雀部長(高橋克実)
第5話より「梨泰院クラス」の主人公パク・セロイの真似をする朱雀部長(高橋克実) - (C)テレビ朝日

 菜々緒主演のテレビ朝日系ドラマ「無能の鷹」(よる11:15~深夜0:15)の8日放送・第5話では高橋克実演じる“老害部長”朱雀をメインにしたエピソードが展開。「ありがとう」「ごめん」が言えないばかりに職場でも家庭でも居場所をなくしていく朱雀のまさかのオチが爆笑&涙を誘ったほか、人気韓国ドラマや映画のタイトルが続々飛び出してSNSを沸かせた(※一部ネタバレあり)。

朱雀部長が真似した『マイ・インターン』のデ・ニーロ【画像】

 パソコンがフリーズしては部下(主に井浦新演じる人のいい鳩山)をこき使い、社内チャットで解決する話でも顔を合わせて会議をやりたがり、ことあるごとに延々と“昔話”……とひんしゃくをかっているのに気づかない営業部部長の朱雀。鵜飼(さとうほなみ)のメモによると、今月パソコンがフリーズしたのは8回目、鳩山にお礼を言わなかったのは23回だという。そんな朱雀は自宅でも王様然として妻・亜矢子(中島ひろ子)や娘、息子にも相手にされていない。そんな彼が孤立している状況に気づき始めたのは社内で部下たちが“老害”と自分の陰口を言っているのを偶然聞いたこと、そして妻に離婚届を突き付けられたこと。

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 崖っぷちに陥った朱雀に対して「頑張って稼いできたのにねえ」「報いだね」「可哀想になってきた」などさまざまな反応がありながら、この時点では「自業自得」という見方が多かった。しかし、休日であることを忘れて出勤してしまった朱雀が、同じく間違って出勤した鷹野(菜々緒)と居合わせたことから思わぬ“奇跡”が巻き起こることに。

 最終的に「泣けてきた」「めちゃくちゃ感動した」と反響を呼んだ朱雀回では、韓国ドラマや映画の人気タイトルも話題に。冒頭の会議のシーンでは流行りの韓国ドラマの話題で、朱雀がドヤ顔で「冬ソナを観た」と言って時代遅れ感が露呈。その場にいた全社員が心の中で「冬ソナ…」と絶句。おまけに朱雀は「知らないのかよ! ヨン様だよ。ペペペペペペぺ…」と続け、慌てて梟井(鈴木理学)と鳩山が「ああ…懐かしいですよね!」「チェ・ジウかわいかったよね」とフォローしていた。ちなみに、この時、鷹野が挙げた「サムゲタンに恋をして」と、3話だけ観たという「君たち、キムチ・ビビンバ・トッポギだね」という架空のドラマのタイトルも「いったいどんな話なのか」と爆笑を誘った。

 そのほか、朱雀が再び部下たちにドヤ顔で観たといった「梨泰院クラス」。前回と同様、周囲がフリーズするなか、朱雀がパク・ソジュン演じる主人公パク・セロイの頭をなでるさまを真似ながら「いいなあパク・セロイ、気持ちわかるわ」と言い放つと、一同一斉に「いやお前(ユ・ジェミョン演じる敵キャラの)チャンガやん」と心の中でツッコミ。SNSでは「みんなのツッコミ最高すぎるw」「誰がパク・セロイやねんw」と同様のリアクションが寄せられていた。
 
 そして、鵜飼らの陰口を聞いた朱雀がネットで「老害」を検索するうちにたどりついたのが、映画『マイ・インターン』に学ぶおじさんの作法というページ。ソッコーで映画を観たらしく、「あんな映画みたいな話現実にあるわけねえだろ!」と鴫石(安藤玉恵)に八つ当たり。今度はロバート・デ・ニーロの真似をしながら「あれはデ・ニーロだから許されるんであって普通のおっさん、アン・ハサウェイ口も利いてくれんぞ!」とぷんぷん。なお、『マイ・インターン』はファッションサイトを経営・管理する会社のCEOジュールズ(アン・ハサウェイ)が、40歳年上のシニアインターン・ベン(ロバート・デ・ニーロ)と友情を育んでいくストーリーで、2015年に公開。日本で興行収入17.5億円のヒットを記録した(※数字は日本映画製作者連盟調べ)。

 そんな、いわば裸の王様状態になっていた朱雀に「あの頃、一番なりたくなかった人間になっていると思う」と強烈なパンチをくらわせ、目を覚まさせたのは鴫石で、終盤に涙ぐましい努力を見せた朱雀に「よく言った」「部長がんばりました」「がんばれ部長!」と続々エールが寄せられた。(石川友里恵)

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