マーベル「ロキ」子役、ホームレスに…家での虐待を告白
マーベルドラマ「ロキ」(2021)でロキの変異体であるキッド・ロキを演じたイギリス人俳優のジャック・ヴィールが、17歳にしてホームレスになったとTikTokでショッキングな告白をして反響を呼んでいる。
ドラマ「このサイテーな世界の終わり」への出演でも知られるジャックは、「僕は有名な俳優で17歳、そしてホームレスだ」と動画で告白。「僕の人生で何が起きているのかについてはこれまで話してこなかったけれど、今こそ真実を明かす時だと思う。詳細は省くけれど、僕は家で虐待されていた。それは肉体的な暴力で、精神的な虐待だった」と続け、祖父母の家に身を寄せていたが祖父が末期の病気でもはやそこにとどまることができず、今はロンドンの路上で寝泊まりしていると明かした。
メンタルヘルスの問題や発達障害を抱え、双極性障害と精神病の検査も受けているというジャックは、ソーシャルサービスに助けを求めたものの、拒否されてしまったのだという。「僕にはどこにも行くところがない。助けが必要だ」と訴えた。
投稿が拡散されると明るい兆しが。彼のもとにはソーシャルサービスから電話が届き、里親制度やサポート、宿泊施設についての説明を受けられるようになったとのこと。ジャックはファンに感謝の念を伝えている。(朝倉健人)