長澤まさみ、矢口史靖監督と10年ぶりのタッグで“怖い映画”初主演!『ドールハウス』初夏公開決定
長澤まさみが、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』などの矢口史靖監督の新作映画『ドールハウス』で、自身初となる“怖い映画”の主演を務めることが発表され、2025年初夏の公開が決定した。長澤と矢口監督は、2014年の『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』以来のタッグとなる。
【画像】変わらぬ美しさ!『WOOD JOB!』公開当時の長澤まさみ
本作は、これまで明るくハッピーエンドな作品が多かった矢口監督が、原案・脚本・監督を務め、満を持して書き下ろしたドールミステリー。「映画館を絶叫型ライドアトラクションにするべく、手加減なしで作りました」と語っており、観客を楽しませる仕掛けが満載の映画になっているという。
脚本を読み、そのおもしろさに惚れ込み出演を熱望したという長澤は、オファーを受けた時の心境について、「人形という身近な存在がその世界に現実味を与えて、自分がハマっていくような感覚が新鮮でした。この人たちは一体どこまで行っちゃうんだろうという妙な感覚の高まりが終わらず最後まで続いて行く、本当に怖い映画です」とコメント。脚本については「どこまでいっちゃうんだろうって感覚がずっと終わらずに最後まで続く“攻めている脚本”」と説明し、「ドキドキより、ちょっとわくわくしている自分が居て、面白い作品が出来そうな気がするって思いました」と明かした。
一方、矢口監督は、約10年ぶりのタッグとなる長澤について、「彼女が繰り出すムンク顔は本当に恐ろしい。取り憑かれないようにご注意下さい」と語っている。
公開されたティザービジュアルは、椅子に座る黒髪ロングヘアーの長澤の姿と、彼女が手を添えながら抱きかかえる同じく黒髪で長髪の人形が、まるで親子のように描かれたものに。両頬を少し赤らめ人間に近い表情をみせるその人形は一見可愛らしくも見えるが、それゆえに人形が持つどこか不穏な雰囲気も醸し出している。そして人形を抱えている長澤の表情も、何かを見据えたような表情が印象的なものに。この人形がもたらす謎とは何なのか? ゾクゾクするようなドールミステリーへの期待が高まるビジュアルとなっている。(高橋理久)
長澤、矢口監督のコメント全文は以下の通り。
長澤まさみ(主演)
脚本を読んだときにドキドキより、ちょっとわくわくしている自分が居て、もしかしたら…面白い作品が出来そうな気がするって思っちゃいました。
人形という身近な存在がその世界に現実味を与えて、自分がハマっていくような感覚が新鮮でした。この人たちは一体どこまで行っちゃうんだろうという妙な感覚の高まりが終わらず最後まで続いて行く、本当に怖い映画です。
矢口監督とは『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』以来のお仕事です。またご一緒したかったので、とても嬉しかったです。
公開を楽しみにしてください。
矢口史靖(監督)
ずっとコメディー映画を作ってきたので意外に思うかもしれませんが、僕は子供の頃から怖いものが大好きでした。
やっと掴んだこのチャンス! 映画館を絶叫型ライドアトラクションにするべく、手加減なしで作りました。
きっと劇場を出た後、「ああ、怖かった。映画でよかった~」と自分が無事でいることを幸せに感じてもらえるでしょう。
長澤まさみさんとは『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』以来のタッグです。
彼女が繰り出すムンク顔は本当に恐ろしい。
取り憑かれないようにご注意下さい。
矢口史靖