波瑠、怪力がほしい「何もかもどうにかできる」
俳優の波瑠が11日、都内で行われたフジテレビ系・火9ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」(1月21日スタート、初回15分拡大)の制作発表に出席。劇中のキリッとしたスーツ姿でブルーカーペットを闊歩(かっぽ)し、屋外会場に集まったファンを魅了した。
【画像】波瑠、山本耕史、森本慎太郎らブルーカーペットに集結!制作発表の様子
本作は、一度見た光景を写真のように記憶することができる瞬間記憶能力“カメラアイ”を持つ女性刑事・柊氷月(波瑠)が、忘れられない過去と向き合いながら、癖のある刑事たちとともに事件解決に奮闘する刑事ドラマ。制作発表には共演者の山本耕史、森本慎太郎(SixTONES)、倉悠貴、柏木悠も出席した。
波瑠は本作に登場するカメラアイについて「私も昔のことを覚えているタイプ。忘れたいことが突然、蘇ってくると『あーっ!』ってなることがあるんです」と笑顔で話し、自身が演じたヒロイン・柊氷月の役づくりについても「氷の女王と呼ばれているけど、本当は冷たいわけではない。心の中に彼女が何をしまいこんでいるのか考え、それを肉付けしていくのがとても難しかったです」と撮影時の工夫を明かす。
カメラアイの能力に絡め、会見では「あったら嬉しい特殊能力」を出演者が披露し合う一幕も。波瑠は「二つあって、一つは眩しくても開く目」と回答し、「眩しいのが苦手で撮影の時、『頑張って目を開けてください』と言われることが多いんです」とその理由を説明。「もう一つは何か」と聞かれると「怪力!」とユーモア溢れる回答で登壇者を笑わせた。波瑠は「怪力があれば、何もかもどうにかできる気がするんです。怪力をもった役もやってみたい」とも話し、会場を和ませる。
森本も「あったら嬉しい特殊能力」を披露し、劇中にも登場する「カメラアイ」がほしいと切望した。「撮影していて思ったんです。カメラアイの能力が実際にあれば、生きていて、役に立つことが多いだろうなって。僕は過去を忘れやすいのでどんなことでも覚えていたい」と笑顔を見せる。柏木も「光合成」と波瑠に負けじとユニークな願望を披露。「日光を浴びて酸素を出せるような存在になりたい。地球のヒーローになりたいんです」と話す。倉も「雨を止める能力がほしい」と話して笑顔を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)