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宮野真守、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』主人公マーティの新たな吹替声優に決定!

新吹き替え版でマーティの声を担当する宮野真守。
新吹き替え版でマーティの声を担当する宮野真守。

 日本テレビ系「金曜ロードショー」枠で放送される映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの新たな吹き替え版で、主人公のマーティ・マクフライ役に抜てきされた宮野真守。不朽の名作として多くの人に愛される人気シリーズに加わることについて、喜びのコメントを発表した。

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 1985年に公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、高校生のマーティと変わり者の発明家ドクがタイムマシンに乗って30年前の1955年にタイムトラベルするさまを描いたSFアドベンチャー。その後、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(1989)、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(1990)と3作が制作され、大人気シリーズとして今なお多くの映画ファンに愛されている。

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 公開から40年を記念して、金曜ロードショーでは新たな吹き替え版の放送が決定した。2月7日に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、2月14日に『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』、2月21日に『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』が順番に放送される。

 宮野のコメントは以下の通り。(今井優)

宮野真守のコメント

 改めて大人になってこの作品を振り返ると、今あるエンターテインメントの土台になっている偉大な作品なんだなと思いました。タイムトラベルものとして、タイムパラドックスを科学的に説明しつつ、フィクションだけど実際に起こりそうとワクワクさせてくれるところが凄いです。PART2ではいろいろな世界線が描かれ、更にPART3まで考えて物語が緻密に構成されていて、本当に面白い作品です。

 あと、一番感動したのが、当時の役者さんたちの演技です。マイケル・J・フォックス(以降マイケル)はかっこいいし、何と言ってもお父さん役のクリスピン・グローヴァーの演技にハマりました!(PART1公開当時21歳なのに)特殊メイクでマーティの父親役をコミカルに演じ、10代のシーンは愛くるしく演じていて、とても面白いです。ビフもロレインもみなさん巧みに演じていてテンポ感があり、まさにコメディーの王道だと思います。自分も役者として、とても触発されました。

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 マイケルも当時20代中盤で10代を演じていましたが、41歳の自分が10代の役を演じなければいけないので、年齢感を出すのには苦労しましたね(笑)。ふとすると大人の声になってしまうので、そこを注意しつつ、10代のやんちゃな感じ、未熟で青い感じをアメリカンに出していこうと意識しました。

 でも演じていて、役自体の難しさみたいなものはそれほど感じなくて、フィット感はありました。役のキャラクター性、マイケルの演技にも上手くハマれたのかなと思っています! (過去にマーティ役をやった事がある)山寺宏一さんにも、「マモ、この役あってるよね」と言ってもらえてうれしかったですし、自信にもなったので、思い切ってできました!

 PART2ではマーティ、30年後のマーティ、マーティの息子、マーティの娘と4役演じ分けましたが、女性役はなかなかやる事がなかったので(笑)、やっていて楽しかったです。PART2のマイケル総登場のシーンはお気に入りのシーンです!

 また、PART2、PART3と進むにつれ、前作をセルフパロディーして“天丼”になっているところも遊び心があって好きです。例えば、マーティが気絶すると、毎回母親に起こされるところとか。PART1では、(過去の若き日の)母親に起こされたマーティが「君はそのォあの……と、とても……痩せてる」と驚くのですが、このシーンはこだわって演じました。PART2で(別の世界線の)母親に起こされた時の、母親への「とても……ボインだし」というセリフも好きです(笑)。随所で80年代の言葉を敢えて令和の時代に使っているので、若い方には分からないかもしれませんが、エモさで感じ取ってもらたらと思います(笑)。マーティの「ヘビー」、ドクの「なんてこった!」という印象的な決まり文句も大好きなセリフです!

 僕自身がこの名作にたずさわれた事がうれしく光栄に思います。自分が声優として色々培ってきた経験を注ぎ込んで、僕なりのマーティを演じる事ができました! 山寺さんとのコンビ感もバッチリなので、二人のテンポ感も含め存分に楽しんで頂けたらと思います!

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