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「べらぼう」チョロすぎる“鬼平”に沼る人続出 そして新たな恋の矢印

平蔵(中村隼人)と花の井(小芝風花)
平蔵(中村隼人)と花の井(小芝風花) - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)第2回が12日に放送。初回ではのちの“鬼平”こと長谷川平蔵宣以(中村隼人)が女郎・花の井(小芝風花)にひと目ぼれする様子が描かれたが、第2回でも新たな恋の矢印が現れた(※一部ネタバレあり)。

男装の小芝風花が美しすぎる!第2回場面写真

 大河ドラマ第64作となる本作は、貸本屋から身を興し、喜多川歌麿、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九らを見出し江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星)を主人公にしたストーリー。脚本は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子

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 第2回「吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』」では、吉原の案内本“吉原細見”で客を呼び寄せる案を思いついた蔦重が、その序文の執筆を依頼するため、江戸の有名人・平賀源内(安田顕)探しに奔走するさまが描かれた。

 初回では平蔵が花魁道中を行っていた花の井の美しさに目を奪われ、花の井が向けた流し目に吸い寄せられるかのように魅了される様子が描かれたが、第2回では平賀源内と共に炭売りをする小田新之助(井之脇海)が女郎のうつせみ(小野花梨)にひと目ぼれ。また、花の井が蔦重にひそかに思いを寄せていることがうかがえる場面もあった。

 吉原で遊ばせてくれることと引き換えに源内と引き合わせるという男(安田顕)に伴い、老舗女郎屋の松葉屋にやってきた新之助。やがて男が源内であることが蔦重に知れるも、“吉原のどこを褒めればいいのかわからない”“岡場所に比べていいとところは?”とのツッコミに蔦重はなすすべもなく、さらに源内は「この世の者とは思えねぇ天女のようなイイ女」を連れてきてほしいという。新之助は思わずうつせみに目をやるも、うつせみは「わっちでは天女とはいきんせんもんね…」とうなだれ、すかさず新之助がすごい剣幕で「さようなことはござりませぬ!」とフォローした。

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 また、ここでは花の井が蔦重を助けるために一肌脱ぐことに。源内が切望する“瀬川”として現れた花の井と源内の会話では、花の井が蔦重に片思いしていると思われる言葉が。「あいつはおまえさんに惚れてんのかい?」と尋ねる源内に、花の井は「どの子もかわいや。誰にも惚れぬ。それが蔦重」と話し、蔦重への思いをにじませた。

 一方、平蔵は花の井への思いを一層募らせ、めかしこんで吉原へ。蔦重の思惑通りまんまと“カモ”に。“花の井は向こう見ずで威勢のいい男が好み”という蔦重の口車に乗って大枚をはたき、SNSでは「チョロすぎるw」「すっかりカモ」「いいカモだな鬼平」「これからカモ平と呼ぼう」「かわいそすぎてかわいい」とツッコミや沼る声が続々。また中村隼人の当たり役となったドラマ「大富豪同心」シリーズ(※両替商・三国屋の若旦那で、南町奉行所の同心。放とう三昧で磨いた品と教養で数々の事件を解決する八巻卯之吉役)を思い浮かべる人も多く、「大富豪同心始まったw」「まんま大富豪同心でワロタ」といった声も多く見られた。後日、花の井は「なじみになるまで金がもつのかねえ」とこぼしていた。(石川友里恵)

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