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「ボーイフレンド」の中井大、「日本一の最低男」で俳優デビュー!佐野玲於と同性カップル役

佐野玲於、中井大
佐野玲於、中井大 - (C)フジテレビ

 香取慎吾主演のフジテレビ木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜22時~22時54分)の16日放送・第2話に、Netflixで配信された恋愛リアリティショー「ボーイフレンド」で注目を浴びた中井大が出演することが明らかになった。中井が演じるのは、主人公・一平(香取慎吾)の甥・朝陽(千葉惣二朗)が通う保育園で働く保育士(佐野玲於)の恋人。中井はオーディションで選出され、本作がテレビドラマ初出演、演技初挑戦となる。

【画像】「日本一の最低男」中井大出演第2話

 香取慎吾がおよそ11年ぶりにフジ連ドラ主演を務める本作は、選挙当選のためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(香取)が、次第に家族の問題と真剣に向き合い、やがて本気で社会を変えようする姿を描くホームドラマ。16日放送の第2話では、同性カップルの二階堂剣聖(にかいどう・けんせい/佐野玲於)と柊智也(ひいらぎ・ともや/中井大)が直面する壁や葛藤が描かれる。

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 一平のおいっ子・朝陽が通う保育園で保育士として働く剣聖は、パートナーとして交際している智也と結婚はできないけれど式だけでも挙げたいと模索していた。しかし男手一つで育ててくれた父親とは疎遠になっており、自身がゲイであることや智也と交際していることは話せずにいた。そんな中、剣聖の父親で町会長を務める二階堂慎太郎(岩松了)に選挙でバックアップしてもらおうと画策していた一平は、剣聖と智也に密着した特集を夕方のニュース番組で放送して二階堂親子の仲を修復しようともくろむ。一平の提案に、同性同士で付き合っている人たちの背中を押せるかもしれないと提案を引き受けることにする剣聖と智也だったが……。

 中井は、昨年7月よりNetflixで配信された、男性が恋愛対象の9名の男子たちの共同生活を追う恋愛リアリティショー「ボーイフレンド」に「DAI」として出演。番組序盤から23歳のアーティスト・シュンをいちずに思い続ける姿が話題に。「日本一の最低男」に出演が決まった時の心境を「出演が決まった時は本当にうれしかったです。演技のお仕事をする事には長い間憧れていましたが、やってみる機会さえそう簡単には巡ってこないものです。私を見つけてくださり、実際に演技をする機会を与えて下さった事を心から感謝しています。今作では主演の香取慎吾さん、パートナー役の佐野玲於さんをはじめ、志尊淳さん、冨永愛さん、増田梨沙さん、千葉惣二朗さんとも共演させていただき、憧れの存在である方々と共に一つの作品に携われた事を心から光栄に思います。共演させていただいた皆様が本当に温かい方々で、緊張の中、自身の精一杯を出し切れた事に本当に感謝しております。ありがとうございます。こんなにもすてきな方々とまたお仕事でご一緒できるよう、努力を重ねてまいります」とコメント。

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 また、中井は演じる役柄について「一見すると色々うまくいっているように見える智也ですが、彼もまた他の登場人物同様悩める人であるという事です。今彼が生きやすく見えるのは、日々に追われる中、自分の生きやすい道を考え模索しながら選択してきただけであって決して生きやすい道を辿って来たわけではない。これは、多くの方に共感していただけて、かつたくさんの方の背中を押すきっかけになるのではないかと思います」と語っている。

 プロデュースの北野拓(フジテレビ ドラマ制作部)は、中井の起用について「日本のドラマ業界では、セクシュアリティをオープンにして活躍している人はあまり多くないと感じています。今回、男性同性カップルのキャスティングをするにあたって、当事者の方が演じられる機会を増やしたいという思いと、当事者だからこそのリアリティを追求したいという思いから、オーディションを開催させて頂きました。その中から選ばせて頂いたのが中井大さんです。彼の持つ穏やかな空気感と内面の芯の強さが柊智也という役にぴったりだと思いました。中井さんの初めての演技をぜひ楽しみにして頂ければと思います!」とコメントを寄せている。(石川友里恵)

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