2PMファン・チャンソン、三山凌輝と熱いハグ！
韓国の男性アイドルグループ・2PMのファン・チャンソンが26日、Kアリーナ横浜で行われた映画『誰よりもつよく抱きしめて』（2月7日公開）完成披露試写会＆PREMIUM EVENTに出席。本作の撮影を通じて主演の三山凌輝と熱い友情を育んだことを明かし、力強いハグを交わすひと幕があった。この日は三山とファン・チャンソンのほか、久保史緒里（乃木坂46）、穂志もえか、永田凜、北島岬、竹下優名、内田英治監督、そしてスペシャルゲストとしてBE:FIRSTのメンバーも来場。司会進行はロバートの山本博が担当した。
新堂冬樹の同名小説を『ミッドナイトスワン』の内田監督が三山と久保のダブル主演により映画化した本作。強迫性障害による潔癖症から同棲する恋人に手すら触れることができない絵本作家・水島良城（三山）、その恋人である書店員の桐本月菜（久保）、月菜の前に現れる恋人と触れ合っても心が動かない男イ・ジェホン（チャンソン）の人生が交錯していく。
音楽に特化したアリーナで行われた本イベントということで、登壇者たちも口々に「すごい！」と驚きを隠せない様子。チャンソンは、会場に集まったファンの姿を見渡して「こういう舞台あいさつははじめて。こんなにも大きな会場で映画を観て。一緒にこういうイベントをするのは、めっちゃ気持ちいいです。これからもどんどんこういうイベントをやってほしいです」と感激しきり。流ちょうに日本語を話すチャンソンに、内田監督が「この映画でのチャンソンの問題は、日本語がうますぎるということ。もう少し下手にしてほしいということでした」と語るほどだった。
劇中では恋愛に心が動かない謎めいた男を演じているチャンソンだが、「そういう時期が僕にもあったのかと考えたんですが、あったなと思いました」と切り出すと、「あれは練習生の時でした。暗い過去……」と表情を曇らせ、スターの意外な一面に会場は大盛り上がり。劇中に登場する料理のシーンではチャンソンの手際の良さが際立っていたが「僕は料理はたまにやっているんですよ」とのこと。しかし内田監督が「料理の時の手元は別の吹き替えの人を用意しようかと思っていたんですけど、料理がうますぎていらなかった」と裏話を打ち明け、会場から拍手が鳴り響いた。
本作のタイトルにちなみ、「誰よりも抱きしめたいものは？」というお題のトークでは三山が「チャンソンです！」と即答すると、チャンソンが笑顔で力強いハグを交わした。同じ質問をチャンソンに投げかけると「（三山）凌輝です！」と答え、再び熱いハグを交わす二人に場内は大盛り上がりとなった。
舞台あいさつ後には、チャンソンがライブパフォーマンスを披露するパートも。ファンからの「チャンソン」コールを浴びたチャンソンは、4人のダンサーを従えて「I'm your man」を披露。「いきなりダンス曲でしたが楽しんでますか？」と呼びかけたチャンソン。「こういったイベントは僕もはじめてなので、どんな曲をやればいいのかめっちゃ悩みました。でもこういう風に調子をあげていくのもいいですね。あと一曲ですが、次は世界で一番ホットなグループ（BE:FIRST）が出ます。もっと盛り上げていきたいんでいいですか？」と客席に呼びかけ。続いてダンス曲「Go Crazy（ミダレテミタイ）」を披露し、会場を興奮のるつぼに包み込んだ。（取材・文：壬生智裕）