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「べらぼう」唐丸の正体、写楽説浮上 憶測飛び交う

第4回より、見事な画力で蔦重(横浜流星)を圧倒する唐丸(渡邉斗翔)
第4回より、見事な画力で蔦重(横浜流星)を圧倒する唐丸(渡邉斗翔) - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほかで放送中)の26日放送・第4回では、初回から登場している謎の少年・唐丸(渡邉斗翔)が蔦重(横浜)のピンチを救う場面があり、SNS上ではある憶測が飛び交っている(※一部ネタバレあり)。

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 第4回「『雛(ひな)形若菜』の甘い罠」では、蔦重が「一目千本」に続く吉原のプロモーションとして、地本問屋の西村屋(西村まさ彦)と共に呉服屋とタイアップした錦絵の制作に励む姿が描かれた。西村屋の計らいにより絵師は美人画を得意とする礒田湖龍斎(いそだ・こりゅうさい/鉄拳)に決まり、見事な下絵を描いてもらったものの、猫が花瓶を倒して下絵が台無しに。顔面蒼白、絶叫の蔦重に、唐丸は思わぬ提案をする。

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 唐丸は「蔦重、試しにおいらに直させてもらってもいい?」という。半信半疑の蔦重、次郎兵衛だったが、唐丸が湖龍斎を真似て描き始めたところ見事な画力で蔦重を圧倒。「俺には元の絵にしか見えねえ」と感心させ、「おめえ、なんでこんなことできんの?」と目を丸くする次郎兵衛に唐丸は「なんでだろ…」と一言。感激した蔦重は「おまえはとんでもねえ絵師になる! 間違いなくな。おれが当代一の絵師にしてやる!」と興奮気味に話し、唐丸は「おいらそんなこと言われたの初めて」と喜びを爆発させた。

 唐丸の下絵を得て完成した錦絵に、湖龍斎も「うーん…よく仕上がっておる」とご満悦だったが、天才的な絵の才能を秘めていたことが判明した唐丸にSNSでは「のちの写楽なのかなあ」「将来、謎の浮世絵師としてデビューする感じ?」「やっぱり唐丸がのちの写楽なのか?」「のちの葛飾北斎とか?」「歌麿か?」「のちの大物絵師誕生の瞬間」とさまざまな憶測が。今のところ圧倒的に多いのが写楽説のようだ。

 唐丸は初回で蔦重が火事の渦中で助けた少年。記憶を失っているといい、その素性は謎に包まれている。彼は一体何者なのか……? にわかに注目を浴びている。(石川友里恵)

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