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【ネタバレ】『キャプテン・アメリカ:BNW』胸熱カメオ登場の裏側 別パターンも検討されていた

サムにとっても頼れる“アイツ”が登場!
サムにとっても頼れる“アイツ”が登場! - (C) 2025 MARVEL.

 映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(全国公開中)で用意されたカメオシーンについて、メガホンを取ったジュリアス・オナー監督がVarietyで裏側を明かした。(以下、映画のネタバレを含みます)

【画像】プライベートでも仲良しな“バキ翼”コンビ

 シリーズ通算4作目となる本作は、スティーブ・ロジャースからキャプテン・アメリカの盾を継承したサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)を主人公に迎えたサスペンス・アクション。あるテロ事件をきっかけに各国が対立する中、キャプテン・アメリカがその混乱を食い止めようと奔走する。

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 本作のサプライズ枠としてカメオ登場したのは、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサムとタッグを組んだ親友バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)だ。空中戦で瀕死の重傷を負った2代目ファルコン/ホアキン・トレスの手術を見守るサムのもとに駆けつけ、新キャプテン・アメリカとして葛藤する彼を激励する胸熱なシーンが描かれた。

 主演のアンソニーは2024年3月、セバスチャンの出演はないとポッドキャスト番組「One More Life」で話していたが、オナー監督は「バッキーは私が関わった最初の草稿からずっと登場していました」と証言。バッキーのカメオシーンには、別パターンが複数存在していたといい、「問題は、彼(バッキー)をどのように登場させた方が最も面白くて、意外性があるかということでした。ある時点では映画の冒頭で、ある時点ではラストシーンだけ登場していました」と裏話を明かした。

 また劇中では、バッキーがくだらない資金集めのパーティーがあるとサムに告げたり、バッキーとすれ違った元ウィドウのルース・バット=セラフが「未来の下院議員」と表現するなど、彼の政界進出が示唆された。バッキーは、マーベル・スタジオの次回作『サンダーボルツ*』(5月2日日米同時公開)にも登場することから、『ブレイブ・ニュー・ワールド』は同作の布石とも捉えることができるが、オナー監督は「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で何が起こっているのか、すべての要素を把握しているわけではありません」と言葉を濁した。

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 「いま言えるのは、バッキーが『サンダーボルツ*』に関わっていること」と続けたオナー監督。「どの映画も、原作コミックで描かれてきたものがベースになりつつ、MCUには常にサプライズがあり、キャラクターを再定義しようとしています。バッキーもまた、かつてヒドラに操られていた暗殺者という過去から脱却し、新たな自分を見つけようとしています。だからこそ、彼を意外な旅へと送り出すため、このようなアイデアを探したのでしょう。それが、今回の着地点だと思います」とバッキーについて語っている。(編集部・倉本拓弥)

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