ニック・フロスト、ドラマ版「ハリー・ポッター」にハグリッド役で出演へ

米HBOが制作するドラマ版「ハリー・ポッター」に、映画『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』などのイギリス人俳優ニック・フロスト(52)がハグリッド役で出演することになりそうだ。契約締結に近づいているとDeadlineが報じた。
ハグリッドは、すべての魔法動物をこよなく愛する、ホグワーツの森の番人。半巨人の大きな体が特徴で、主人公ハリー・ポッターたちにも常に親切な人気キャラクターだ。映画版でハグリッドを演じたロビー・コルトレーンは、2022年10月に多臓器不全のため72歳で死去している。
今回のドラマ版は、原作小説1冊を1シーズンかけてより忠実に描き、少なくとも7シーズンが制作予定。撮影はこの夏からイギリスのワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで行われ、2026年後半~2027年前半に配信される予定だ。ニックは『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』『宇宙人ポール』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』など親友であるサイモン・ペッグとのタッグで知られるほか、今秋日本公開の実写版『ヒックとドラゴン』にも出演している。
ドラマ版「ハリー・ポッター」のキャストとして確定しているのは、現在のところダンブルドア役のジョン・リスゴー(79)のみ。スネイプ先生役で『MEN 同じ顔の男たち』のパーパ・エッシードゥ(34)も契約間近と伝えられている。ハリー、ハーマイオニー、ロンのメインキャラクターに関しては、3万人以上のオーディション参加者から新人が起用される。(編集部・市川遥)