ADVERTISEMENT

広瀬すず「自分の映画を観に行くのは久しぶり」 杉咲花、清原果耶との主演作に“片思い”の日々

広瀬すず
広瀬すず

 女優の広瀬すずが5日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『片思い世界』(公開中)公開記念舞台あいさつに出席し、昨日無事公開を迎えた心境を「今月中のどこかで友達と劇場に行こうと思っています」と語った。この日は共にトリプル主演を務める杉咲花清原果耶、脚本の坂元裕二土井裕泰監督と共に出席した。

【画像】広瀬すず、ドキッとさせる装いで登壇

 ロングランヒットを記録した映画『花束みたいな恋をした』(2021)の脚本・坂元裕二と土井裕泰監督が再びタッグを組んだ本作。東京の片隅にある古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬)、優花(杉咲)、さくら(清原)の3人が、それぞれ誰にも言えない片思いを続けていた……。

ADVERTISEMENT

 公開を迎え、広瀬は「まだ周りの友達からの感想は届いていないのですが『観たい』と言ってくれている人が多いので、どんな感想を持ったのかとても楽しみです」と発言すると「今月中のどこかで友達と劇場に行こうと思っているんです。自分の映画を劇場に観に行くのは久しぶり。それぐらいもう一度観たい作品です」と思い入れたっぷりに語る。

 そんな広瀬は劇中、杉咲や清原と共にバスケットボールをするシーンがある。広瀬の運動神経の良さは広く知られているが、杉咲が「3人のバスケシーンはとても印象に残っています」とつぶやくと「すずちゃんは経験者なのですごく引っ張ってくれて、果耶ちゃんは血眼になって挑戦していました。私は学生時代の体育の授業でバスケをやっていたとき、飛んできたボールを振り払う際に突き指してしまったのがトラウマで……」と苦い経験を告白。広瀬は「何回かいろいろなところでバスケをするシーンがあるのですが、花ちゃんも清原ちゃんもずっとボールを触って感覚をつかんでいました。とても努力家だなと思って見ていました」と撮影を振り返っていた。

 イベント後半には3人の幼少期を務めた子役の太田結乃吉田帆乃華石塚七菜子が花束を持って登場。作品のアピールをしつつ大人顔負けのスピーチを披露すると、広瀬は「私たちの衝撃的な瞬間を体験しているのが幼少期の3人。彼女たちの溢れている感情を見るだけで、大人になってからの私たちにいろいろなものをもたらしてくれました。とてもいい助け舟を出していただき、とても感謝しています」と敬意を表していた。

 最後に広瀬は「公開を迎えるまで、スタッフ、キャストたちはみなこの作品に片思いをしていました。本当にお届けできるのか、不安に思う日々もあったのですが、こんなに素敵な作品と手を繋いで歩んでこられたことを感謝したいです。愛らしくて愛おしい作品になりました。皆さんにも寄り添ってくれる映画になっていたら嬉しいです」と思いを伝えていた。(磯部正和)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT