ブラピ主演『トップガン』監督のF1映画「リアルを追求する」メイキング映像が公開

ブラッド・ピットが、映画『トップガン マーヴェリック』を手掛けたジョセフ・コシンスキー監督とタッグを組み、困難に挑戦するF1レーサーたちの戦いを描く『F1/エフワン』(6月27日全国公開)のメイキング映像が公開された。一瞬ながら、先日トップチームへの昇格が世界的な反響を呼んだ日本人F1ドライバー・角田裕毅もメイキング映像に登場している。
【動画】ブラピがF1ドライバーと邂逅『F1/エフワン』メイキング映像
本作で描かれるのは、ブラッドが演じる常識破りの元カリスマF1レーサーが、最弱チームと共に昨日までの自分を超えていく熱い人間ドラマ。F1の全面バックアップを得て世界各国で本物のサーキットコースを使用し、史上類を見ない規模で撮影を敢行。出演者本人たちも数か月の厳しいトレーニングを積むなどリアルを追求し、『トップガン』に並ぶリアルアクションを目指す。プロデューサーに現役スターF1レーサーのルイス・ハミルトンも名を連ねる。
公開されたのは、2023年7月7日に撮影された、主要キャストや制作陣が映画製作の前段階に現役ドライバーと顔合わせをする「F1ドライバーズ・ミーティング」の様子。コシンスキー監督は「このプロジェクトは私の夢そのものなんだ。これほど本格的なレーシング映画はない」と断言すれば、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーも「物凄い映像になるぞ。リアルを追求するんだ」と熱弁。そして、主演のブラッドは「ジョセフ監督がカメラを通して、スピードとG(重力加速度)の重さを観客に伝えることができる。この真剣勝負への敬意が込められている。君達のレースを全てを観ているよ」とF1ドライバー達へ最大級の讃辞とリスペクトの気持ちを力強く語る。
そしてこのミーティングには、現在日本で唯一のF1ドライバーである角田裕毅も参加。先日、オラクル・レッドブル・レーシングへの移籍を果たし、いまF1界で最も話題を集める一人となった角田。映画には、F1日本グランプリの舞台にして、角田選手のトップチームデビューの地となる「鈴鹿サーキット」も劇中に登場している。また、迫力満点のレーシングカー操縦シーンにも注目の映像だ。
さらに、伝説的カリスマF1ドライバー・ソニー(ブラッド・ピット)と、ソニーのチームメイトである若きルーキー・ジョシュア(ダムソン・イドリス)という、メインキャラクター達の2ショットも公開。常識破りなソニーと自信家のジョシュアが、どのようなバトルを繰り広げるのか、『トップガン マーヴェリック』を思わせる、2人のドラマにも期待が高まる一枚となっている。(編集部・入倉功一)
映画『F1/エフワン』は6月27日より全国公開