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ディズニー実写版『塔の上のラプンツェル』製作停止

画像はアニメーション映画『塔の上のラプンツェル』より
画像はアニメーション映画『塔の上のラプンツェル』より - Disney Enterprises / Photofest / ゲッティ イメージズ

 人気ディズニー・アニメーション『塔の上のラプンツェル』(2010)実写映画版の製作が、一時停止となった。The Hollywood Reporter ほか複数メディアが報じている。

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 『塔の上のラプンツェル』は、魔法の長い髪を持ち、18年間一度も外に出たことがない少女ラプンツェルが、大泥棒フリンとの出会いをきっかけに、自身の秘密を解き明かす冒険を繰り広げるファンタジー・アドベンチャー。実写版は、『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシーが監督を務め、『ソー:ラブ&サンダー』などのジェニファー・ケイティン・ロビンソンが脚本を執筆していた。

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 企画停止の背景には、3月に劇場公開された実写版『白雪姫』の苦戦がある。同作は製作費2億7,000万ドル(約405億円)のところ、全世界興行収入は1億4,500万ドル(約217億円)と大きく下回っている。また、白雪姫を演じたレイチェル・ゼグラーのSNS投稿などが物議を醸しており、作品自体の評価も厳しいものとなっている。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

 『塔の上のラプンツェル』実写版がこのままお蔵入りとなるのか、将来的な企画再開もしくは再検討されるのかは不明だ。この件について、ディズニーはコメントしていない。

 ディズニーの実写リメイクは、2010年代初頭から積極的に企画されてきた。次回作は、エイリアンと人間の少女の交流を描いた実写版『リロ&スティッチ』(6月6日全国公開)となっている。(編集部・倉本拓弥)

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