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「べらぼう」蔦重と瀬川、プロポーズからのまさかの結末に衝撃「なんで…」「そうきたか」

第14回より蔦重(横浜流星)と瀬川(小芝風花)
第14回より蔦重(横浜流星)と瀬川(小芝風花) - (C)NHK

 横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の6日放送・第14回では蔦重(横浜流星)と瀬川(小芝風花)が波乱の展開を迎え、思わぬ結末に「なんで…」「切ない」などさまざまな感想でにぎわった(※ネタバレあり。第14回の詳細に触れています)。

【画像】瀬川、蔦重&鳥山検校に愛された日々

 第14回「蔦重瀬川夫婦道中」では、引手茶屋と本屋の掛け持ち状態となっていた蔦重が大文字屋(伊藤淳史)の「男たる者は一国一城の主となってこそ、だろ」との助言を受け、いよいよ本屋として独り立ちする展開に。同じころ、不当な借金取り立てで捕らえられた鳥山検校(市原隼人)の裁きが下されるまでの間、妻の瀬川は吉原で松葉屋の預かりとなり、蔦重は瀬川と所帯を持つため駿河屋(高橋克実)らの説得に奔走する。

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~以下、第14回のネタバレを含みます~

 前半で蔦重が瀬川が鳥山に離縁される可能性を見越して「できれば店一緒にやってもらえねえかと思って」と提案をしたときには「事実上のプロポーズ」とSNSは歓喜の声で沸いたが、同時に「そんなに簡単にいくわけがない」「夢を語るのはフラグ」と不安視する声も。二人に試練としてのしかかったのは、大文字屋が神田に屋敷を買おうとしたことをきっかけに吉原者が公に「四民の外」とされたこと、そして鳥山を憎む者が瀬川にも矛先を向ける現実だった。

 そんななか、瀬川は奉行より鳥山との離縁を言い渡され、鳥山の「今後、面倒を見ることは遠慮したい」との決意を受け止め、蔦重と夫婦になる話が進むことに。蔦重が人目憚らず瀬川を抱きしめ、床の中で目を輝かせて夢を語り合う二人は幸せそのもので「早くない?」「展開早すぎてついていけない」と鳥山の心中を慮る声や「このまま突き進んでくれ」「この幸せは続くのか?」「嫌な予感…」など祈りや不安が入り乱れるなか、除夜の鐘が鳴り響くころに急転直下の展開に。

 蔦重、瀬川共に「いろいろあった…」とこれまでの歩みを懐かしむなか、蔦重の「青楼美人合姿鏡」を目にしていた瀬川の表情に陰りが。瀬川の脳裏に浮かんだのはかつて「吉原を楽しいばかりのとこにしようと思ってんだよ」と夢を語っていたまぶしい蔦重の姿。吉原が公に「四民の外」とされたことで耕書堂の道は険しくなっていくことを予感した瀬川は、いわくつきの自分が足かせになることを案じ、その晩に手紙を残して姿を消してしまった。

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 その手紙には、蔦重との「もしも」の未来、蔦重からもらった赤本のおかげで女郎の闇に落ちずにすんだことへの感謝などが切々とつづられ「長い長い初恋をありがた山のとんびがらす」の地口で締めくくられていた。そして、二度目の「おさらばえ」。

 すでに蔦重の妻を橋本愛が演じることが発表されていたこともあり、蔦重と瀬川が結ばれない運命にあることはわかっていても、前半と後半のあまりの落差にショックを受ける視聴者が続出。身を切る思いで蔦重との未来をあきらめた瀬川に「嘘だろ…」「やっぱり…」「こうきたか」「うまくいかないもんだな…」「夢のために身を引いたのか…」「瀬川、賢すぎるのよ…」「切ない」「もっと好き勝手に生きたらいいのに」「そんな気はしたけど…」「今日のおさらばえは重すぎる」「幸せで辛い回」など悲痛の声が相次いだ。蔦重から贈られた本をすべて置いていったことからも今回の瀬川の決意は固く、二人が結ばれるルートは絶望的と言えそうだ。

 また、「そなたの望みは何であろうと叶えると決めたのは私だ……」と言い、瀬川のために身を引いた鳥山も「男前すぎて泣ける」「なんていい男なの」「検校、凄すぎ」「本当に大切で好きだったんだな…」「これも純愛だな」と注目を浴びた。(石川友里恵)

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