草なぎ剛主演『新幹線大爆破』異例尽くしの撮影実現 メイキング写真&相関図が公開

草なぎ剛(なぎ=弓へんに剪)主演のNetflix映画『新幹線大爆破』(4月23日世界独占配信)のメイキングカットと共に、豪華キャストが演じるキャラクターの相関図が公開された。
【画像】草なぎ剛、のん奮闘!Netflix『新幹線大爆破』場面写真
『新幹線大爆破』は、高倉健さん、千葉真一さんらオールスターキャストが出演した、1975年公開の同名映画(監督:佐藤純彌)を、『シン・ウルトラマン』(2022)、『シン・ゴジラ』(2016)の樋口真嗣監督が再構築したリブート版。時速100kmを下回ると起爆する爆弾が仕掛けられた、東京行「はやぶさ60号」を舞台に、爆破を回避しようとする鉄道人たちの奮闘が描かれる。

車掌の高市(草なぎ剛)と藤井慶次(細田佳央太)、運転士・松本千花(のん)ら乗務員をはじめ、事態解決に奔走するJR職員や警察、政府関係者など、数多くのキャラクターが織り成す群像劇でもある本作。爆弾の恐怖におびえる乗客たちも、起業家YouTuber・等々力(要潤)や衆議院議員・加賀美(尾野真千子)など個性派揃いだ。
そのほかにも、新幹線総合指令所の総括指令長・笠置雄一役の斎藤工ほか、豊嶋花、黒田大輔、松尾諭、大後寿々花、尾上松也、六平直政、ピエール瀧、坂東彌十郎ら豪華キャストが集結している。

また、本作の映像に説得力を持たせているのが、JR東日本の特別協力。本プロジェクトを通じて「エンタメで東日本を盛り上げたい」という同社の思いから、1975年版では成しえなかった、協力が実現。これにより、メイキングカットにも収められている実際の駅舎での撮影や、運行しているはやぶさを貸切っての撮影など、異例尽くしともいえるロケーションが可能になった。
そんな本作について樋口真嗣が注目したのは、「警察は犯人を捕らえられるが、新幹線で起きること自体を解決できるのは鉄道人だけ」ということ。そして「事件解決に向けての方策、アイデアが次々に繰り出されるような展開」にすることでノンストップ感を演出。さらに「パニックになる乗客」にもスポットを当て、事件に巻き込まれた人々の目線で作品を体感できる。公開当時から原作ファンである樋口監督ならではの目線でのリブートが、『新幹線大爆破』の魅力を最大限に引き上げる。(編集部・入倉功一)