Q:茶々というキャラクターと、和央さんがリンクする部分はありましたか?
多分似ているんじゃないかな、と思います。必死で生きているところとか。
Q:彼女の生き方の中で一番感銘を受けたところはどこですか?
人に流されてないというか、たとえ決められた運命でも、それでも自分で切り開いていっているような気がするんです。この時代に本当にこういう女性がいたのかなと思うくらい、現代的だと思うし、今を生きる女性はこうありましょうよ、と思いますね。
Q:和央さんご自身は壁にぶつかったとき、どのように乗り越えましたか?
以前事故に遭って骨折して、まったく動けない期間があって公演を中止にしちゃったことがあるんです。普通、壁にぶつかった人間って、もがいてその壁をどう取り払うかを考えると思うんです。でも、わたしは人間いいときもあれば悪いときもあるさ、っていう考えなので。ぶつかったら悪いことばかり考えちゃうから、その悪いことがあったときに、今まで気付かなかったけど、自分はこんなに幸せだったんだということを思い起こして、この後はまたいいことがあるはずだという風に考えます。人間って悪いことにはすぐ気付くけど、いいことには当たり前のようにあまり気付かなくて文句ばかり言うんですよ。だから今日の自分に感謝するべきだなといつも思うので、壁にぶつかったら落ち込むけど、ぶつかるべきだと思うぐらい、その前は幸せだったのだと考えます。 |