『ハンコック』特集第2弾~ハンコック大改造計画!~
スーパーヒーローになる素質は十分なのに、ひねくれてしまったハンコック。そんな彼を更生すべく、PRマンのレイ・エンブリーが立ち上がる! 愛されるスーパーヒーローになるために必要なこととは? レイのプレゼンテーションをとくとご覧あれ!
カッコいいスーパーヒーローの登場の音は何だろうか? ドテッ? それともバシャ? そう“スタッ!”だ。しかしハンコックの場合はドッカーンやボッカーンだし、ハンコックは必ず地面を破壊してしまう。復旧作業のことを考えてみたまえ! 時間はかかるし、住民たちに迷惑がかかる! これは今すぐ直さなきゃダメだ。
スーパーヒーローの対極にあるもの、それはアルコールじゃないか? それに比べてハンコックは酒臭い! 隠して飲んだってにおいでわかるし、完全に酔っ払っているじゃないか。そもそもスーパーヒーローというのはアイドルと一緒で、清純じゃなきゃダメなんだ! 飲酒厳禁! シラフ厳守だ!
「バットマン」「スーパーマン」「スパイダーマン」。これらに共通するものはカッコいいコスチュームだ。普段着で空を飛んだり、人助けをしたって、それは単なるいい人で終わってしまう可能性大だ! ヒーローたるもの目立ってナンボだろう? 小汚ない服なんか脱ぎ捨てるんだ!
誰からも愛されるスーパーヒーロー。しかしその名声にあぐらをかいてはいけない! そして誰にでも愛想を良くして好感度を一定に保つことが重要だ。警察、特殊部隊、消防隊……彼らは超能力がないなりに頑張っているだろう? そう、頑張っている人は褒めてやる。相手は悪い気はしないからね。謙虚が一番!