『マックス・ペイン』特集第1弾~怒りに燃える復讐劇の全貌!~
犯罪者とドラッグがはびこり、まるでゴーストシティーと化したニューヨークを舞台に、大迫力のガン・アクションを繰り広げる映画『マックス・ペイン』。世界中のバトル・ゲーム・ファンを熱狂させたゲームが、クールで幻想的な世界観そのままに実写映画化された。単なるゲームの映画化だと思って観ると、
愛する妻ミシェルと幼い子どもを、3人の暴漢に殺害されたことから、悲しき復讐(ふくしゅう)の鬼、マックス・ペイン(マーク・ウォールバーグ)は誕生した! ニューヨーク市警未解決事件班の刑事でありながら、マックスの頭にあるのは、妻と子どもを殺した3人の中で唯一生き延びて逃走した犯人のことだけ。しかし、腐敗し切った市警内にマックスの味方をする者は誰一人いない……。さらに、この悲しき殺人事件の背景には、想像を絶する巨大な陰謀が渦巻いていた!
物語の冒頭で、いきなりリボルバーがさく裂。妻子殺しの逃亡犯について口を割らせようと、あやしいヤク中の3人組に銃を向けるマックス。アンダーグラウンドなやつらへの聞き込み調査が続く中、元相棒のアレックスがついに手がかりを発見。しかし、アレックスは何者かに殺されてしまう。アレックスの遺体のそばで、その何者かと格闘したとき、マックスには銃弾を撃ち込んだ手応えがあったのだが……。あいつは人間なのか? それとも……。
なぜマックスの周りでは次々と殺人が起こるのか? 踏み込み過ぎたと知りながら、愛する亡き妻子と相棒のためにもあと戻りはできない。そんな孤独なマックスに親身なのは、元上司のヘンズリーだけだ。妻ミシェルの生前の勤務先に真相が隠されていると感じたマックスは、その大手製薬会社へ。しかし、重装備の警備員が大挙してマックスを襲い、オフィスの閉ざされた空間で阿鼻(あび)叫喚のバトルがぼっ発する。そこでマックスが手に入れたものとは!?
謎のドラッグ、羽のタトゥー、北欧神話の闘いの神……、捜査上に浮上した謎の数々。それらの点が線で結びついたとき、いよいよ闇を牛耳る謎の人物による陰謀が明らかに。敵のアジトでサブマシンガンをブッ放ち、死闘を繰り広げるマックスを待っていたのは、さらなる驚がくの真相だった。妻殺しの裏で暗躍していたのは一体誰なのか? ついに怒りと悲しみはMAX! 狂ったようにぶちギレたマックスは二丁拳銃を乱射するが……