『マックス・ペイン』特集第2弾~闘魂依存症男の三大定義~
亡き妻子への愛によって、悲しき復讐(ふくしゅう)の鬼と化したマックス・ペイン! そんな彼の行動には闘魂依存症(※注1)とも呼べる、タフでストイックな姿勢があった。夜ごと逃亡犯の単独捜査を続けるのは危険すぎる……が、そんなことなんて顧みないほど、マックスは今、闘いへと駆り立てられているのだ! 女も友も眼中にない、マックス・ペインの生き様を見習え!
酒とドラッグ……快楽をむさぼる、怪しげなパーティーでの捜査中に出会ったロシア人のナターシャ。スタイル抜群、しかも危険なにおいのする飛びっきりの美女だ。こんなセクシー美女を前にして、興味をそそられない男はいない。しかしナターシャの積極的な誘いに乗る気などマックスにはない。ドレスを脱ぎ捨てベッドの上で挑発するナターシャに、「今すぐ出て行け!」とまで吐き捨てる。愛する妻と子どものためにも一刻も早く事件を解決したい! マックスのストイックさは、美女の前でも揺らぐことはないのだ。
未解決事件班の新入り刑事をチラッと見ただけで、ろくに会話もしようとしないマックス。そればかりか、元相棒のアレックスにまで不信感を抱いている。ナターシャが遺体で発見され、そのそばにマックスの財布が転がっていたことから、「話をしよう」と一杯誘ってくれたアレックス。だがマックスはキッパリ拒絶! 何者かのわなで殺人事件に巻き込まれようが、署内で孤立しようが関係などない。妻子殺しの逃亡犯を捕えてくれない元相棒とゆっくり話をするなんてウンザリだ。自分だけを信じる、これが闘魂依存症の基本中の基本!
大切な妹、ナターシャを失い怒りに燃えるロシアン・マフィアのモナ。マックスが追う事件の裏にも通じているようで、マックスはモナの案内でタトゥーショップや銃の密売人から、事件の鍵を握る情報をつかむことに成功する。しかし一連の事件は巨大な陰謀が渦巻くアンタッチャブルな領域……。危険を察知したモナは、ナターシャの復讐(ふくしゅう)から手を引こうとするが、マックスは違う。敵が何であろうと恐れなどない! 衝撃の真実を知ったマックスの怒りと悲しみを浮かべた目は、まさに死を覚悟したもの。覚醒(かくせい)したマックスの闘魂を止めるすべはもはや何もない!
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